2003年10月アーカイブ

On Christmas Eve

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cover
Margaret Wise Brown(Illustration: Nancy Edwards Calder)
クリスマスイブ、子どもたちは起きだして、階下のクリスマスツリーのところへ行きます。

夜の静けさ、クリスマスキャロル、子供の好奇心、この人の本にはどこか神聖さ、静けさを感じます。絵を見るだけでもこの本を開いたかいがあった、と思うくらい美しい挿絵です。私がはじめて読んだこの絵本は、ちがう挿絵で、もう少し、読み手の想像力が入る余地があったので、実はそちらの方が、話を楽しむという観点では好きです。
この版は、絵だけでも満足できる、絵の完成度が高すぎる絵本なのです。逆にいえば、英語がまるでわからなくても楽しめるともいえます。

★★

今日はお友達と食事会でした(ただのくいしんぼとお喋りの会)
そこで先日読んだ本の著者、林望さんの「イギリスはおいしい」が
面白かった!!と聞いて早速借りに行き、他にも色々物色してきました。

そのなかで、何気なく借りて、なかなか良かったのが、

子どもに英語を教えるな! デイビッド・セイン

家庭内バイリンガル式に英語などの外国語と親しむことのすすめです。
話し掛ける言葉の例もついているのですが、私が気に入ったのは、第一章、第二章で、
親が話し掛けることのメリット、暗記や教室に頼り切ることのデメリットがソフトな雰囲気で
書かれています。

お友達に英語で読み聞かせている話しをすると、
自分の発音では...と尻込みする人が多いです。
実際、自分自身も、酒井先生に「大丈夫」といわれるまでは不安でしたし、
シャドーイングで少しはましになってきたと思えてから
より積極的に読み聞かせが出来るようになってきました。

特に印象的なのは、親が完璧な英語で読めないからと自信を持って読まないと、
パーフェクトでないとだめなんだというマイナスメッセージを植え付けてしまうから
下手でもいい、堂々とするようにということです。本当にその通りですね。

基本ルール


  1. 子どもに強制しない

  2. テストしない

  3. 自信なさそうにしない

そういえば、ときどき長女の英語のテスト勉強に付き合って、
学校で習った表現を使って英語でおしゃべりしてみることがあります。
そうしたら、案外限られた表現で30分くらい会話できたりして、驚きました。
内容が、このマンガのキャラのどこが好きか、とか
食べ物のこととか、身近で本当に関心のある話題だからなのかもしれません。

cover
Clement Moore
この本はClement Mooreが1822年、子供のために書いたpoemで、
原題はA Visit from St.Nicholas
1823年に新聞に発表されたものです

定番中の定番で、様々な有名作家が絵をつけています。

ここにご紹介するのはRobert Sabuda の美しいPOPUP絵本。プレゼント好適品です。
大人が一人でにまにましながら開く本(?)
これは自分では持っていなくて、妹が昨年買ったものを見せてもらったのです。

何故かこの本ばかり何冊か読んでいます。
読んだのは、
Tommie de Paola、 Tasha Tudor Jessie 、Willcox Smith
他にも気になるのがたくさん!

★★★

Lady Oscar : La Rose de Versailles, tome 2
ベルサイユのばら仏語版
残念ながら、Amazon.co.jpにはありませんでした。
leomamaさんにお借りしました。

こちらは前後編のうち後編です。外伝も掲載されています。
う~~ん、フランス語は一応大学でやったんですが、
やはり読書量が足りないですね。残念ながらBanana Fishのようには
わかりません。

パラパラできればいいか、と思っていたのに、ついつい
順々に読んでしまいますね(^^;)

coverA Christmas Carol / Charles Dickens
今日は、オフ会の下見を兼ねて、名駅の三省堂まで行きました。
会場はどんなところか知らずに予約したんですよ。カフェとあったので
気楽な場所だと思ったら、なんだかあの、とても立派なところでおどろきました。

本屋さんでは、ちょっと立読みなど。「アルケミスト」(英語で書け~~~)という本がなんだか面白そう...
そういえば、この前オフ会できたときにもそう思ったのに、あとでアマゾンで見ようと思って忘れたのでした。
火曜日の高島屋はわりと空いていました。
結局、絵本やPBはアマゾンが安いので、雑誌を二冊買いました。

NEWSWEEK
http://www.newsweek.com/

National Geographic
http://www.nationalgeographic.com/

どちらもオンライン版もあるのですが、
やはり本になっていたほうが読みやすいですよね。
NEWSWEEKはシマウマ用の日本語版がついていましたが、
共通の記事はホンの一部だった(^^;)

日本語でも読むのはNational Geographicなので、
こちらの方が難しそうな雰囲気なんだけど、
開くのはこちらになってしまいます。
ページ数も多く、写真が美しいので、
英語が読めなくてもあまり損をした感じのしない雑誌です。

というか、日本語版でも読みでがあります。

往復の電車の中とご飯を食べに入った店でA Christmas Charolの続きを読みました。
いよいよ精霊たちが出てきて、ぐっと文章のノリがよくなってきました。
残念ながら、あまり普段目にしない言葉も多く出てきて
ところどころリズムが崩れがちなのですが、それでも、Dickensの文章って、
ノリがいいんじゃないかなあと思いました。

cover
John Spiers
我が家ではあまりうけませんでした。
ウォーリーを探せのようなタイプの本。英語で指示がありますが、絵を見て即探しにかかってしまうし、書いてある内容はどうでもいいので読む気がしません。結局小3、中1には探すのも簡単すぎて、物足りませんでした。もっと小さな子ならいいかもしれません。

ちょっとがっかりでした。



coverAmanda Pig and Her Big Brother Oliver / Jean Van Leeuwen

Amandaちゃんはまだ小さくて、おにいちゃんのOliverの物まねばかり。
とてもありがちなコドモの日常を暖か~~く描いていて幸せな気分になれます。
hataさんにお借りした本。でも、特にこの巻はORTにつづけて
子どもたちでも近いうちに読めそうな感じだったのでアマゾンでカートへ。

読み聞かせのいいところは自分も同じのを読むので、
相手が読めそうかどうかを判断しやすいというところもありそうですね。

cover
Norman Rockwell
Carols and Stories Poems, Recollections

これは楽しい本です(^^)
サンタさんというとこの人の絵を思い出す人も多いのではないでしょうか。
ふっくらと暖かいNorman Rockwellのイラストに彩られた大判のハードカバー。
クリスマス関連の物語、賛美歌、詩などふんだんに掲載されています。

賛美歌は伴奏つきの楽譜つき。

掲載されている文章の作者名だけでクリスマスツリーの形が一ページ一杯になるくらいで、見ただけでワクワクします。でも、一気に読もうとしないほうが良さそう。ぼちぼちと楽しんでいきたいですね。私がまず読んだのは冒頭の聖書の一節です。これは、私が子供のころ通っていた日曜学校ではクリスマスになると必ず朗読していたのです。一番年長の子たちから選ばれるので3歳の頃から憧れていました。6年生になって朗読させてもらったときにはとても誇らしい気持ちになった、思い出があるのです。

なじみの深いのは、
THE FUR TREE Hans Christian Andersen
THE GIFT OF THE MAGI O.Henry
YES, VIRGINIA, THERE IS A SANTA CLAUS Francis P. Church

他に、William Shakespeare(数行だけど)
Anatole France
Laura Ingalls Wilder
Charles Dickens
Louisa May Alcott
Saki
Lewis Carrol
Mark Twain
まだまだたくさんあります。

最後には、Xmas Dinnerのレシピまで♪

クリスマス気分を盛り上げるのに最高の一冊です。
(語数数える気にはなれませんが)
しかも、こんなしっかりして中身が詰まった本が、1400円弱だったのです。
プレゼントにもいいかもしれませんね。

★★~★★★★★中身は色々混じっているので、難易度判定は難しいです。読めるところだけ読むのが正解かな~

cover
Martin Luther King (Oxford Bookworms Factfiles: Stage 3)

有名なキング牧師の功績を簡単に紹介しています。
キング牧師の有名な演説はネット上でも沢山素材があるので聞くことが可能です。
もちろん、スクリプトも全文読むことが出来ますし、演説なのであまり
難しい表現や言葉もありません。
アメリカには沢山の関連HPがあります。
もっと詳しい本も読んでみたいですね。絵本、児童書から大人の本まで
色々出版されているので徐々に攻めていこうかな...


バスのボイコット運動関連の映画
cover
Long Walk Home
Whoopi Goldbergが出演しています。静かな印象的な映画でした。

リンク集です。
http://www.educationplanet.com/articles/mlk.html

coverA Christmas Carol / Charles Dickens
昨年は一ページで挫折。
今年もまだちょっと難しいけれど、面白い!!!
スクルージさんの甥っ子に対するリアクションときたら!
大好きなお話です。最後まで読めるといいのですが...

この版は100円ちょっとで購入した物でとても薄くて字が細かいものです。
他に、もっと厚くて字が大きい物、挿絵入り、GR、絵本など各種出版されています。

私がまだ読んでいないけれどいつか欲しいなーと思っているのは次の本たちです。

cover
The Annotated Christmas Carol: A Christmas Carol in Prose
Charles Dickens (著), Michael Patrick Hearn (著), John Leech (著)
注釈つき。まだ予約受付中なので、実は中身は良く分からない。ウィッシュリストにしまってあります。
The HobbitのAnnotedの邦訳が、ファンに評判の悪い山本史郎氏の翻訳ででているものを読みました。
訳は私もちょっと受け付けがたい部分がありましたが、注釈は詳しくて、ホビット博士になれそうでした。本を読んでいて「あれ~~?」と思っていたことの謎も解けたし。クリスマスキャロルというと、ディズニーアニメまでついつい観てしまう私としてはいつかぜひ、薀蓄だらけの注釈本を読んでみたいところです。それにほら、表紙も、飾ってあるだけでも満足できそうでしょう。

cover
A Christmas Carol (A Michael Neugebauer Book)
絵本です。
おお~~挿絵が美しい!Amazon.comで、Look Insideのリンクがあったから喜んで開いたら、別の挿絵のものでした。それも素敵だったけど...なんだかコレクションしたくなってしまいますね(^^)

cover
(All Aboard Reading with 24 flash cards)
子どもたちのお気に入りの名詞部分が可愛いイラストになっているシリーズから、サンタさんのお話を購入。特に好きなのは小3の次女。わざとついてこられないようにいぢわるして、早く読んでも、虎視眈々と観ていて、"eyes!!!!"と、入れてきます。ゲームとして楽しいんでしょうね。
このシリーズは、どれも絵がやさしくて可愛らしいです。
サンタがくるのが楽しみで楽しみで、物音がしては、「サンタさん?」と思ったら、違っていた...そういう繰り返しの楽しい絵本です。

★文字が大きくて基本動作の表現が多いです。

cover
Oliver & Amanda and the Big Snow / Jean Van Leeuwen大雪の日のOliverたち。可愛いです。
私が小学校1年生のとき、珍しい大雪が降りました。
Oliverたちみたいにぽきんと折ってあそべるような大きなつららを
スキー場以外で見たのはあれが最初で最後です。

我が家の次女も雪が降ると完全防備して外へ遊びに行くのが大好きです。
親の影響かもしれませんが...
都城のあたりに住んでいた頃は滅多に雪は降らないし、まず積もらないので、
雪が降って、霧島の山頂が白くなるとすぐさま車で出かけていっては
雪遊びをしたものでした。

この巻は中の挿絵も全部オールカラーでカラフルです。

hataさんに貸していただいた本です。

cover
Tomie De Paola 神の道化師
道化師の一生。
主人公は貧しく生まれましたが、道化師としての才能を開かせ、大成功しました。ところが、やがて落ちぶれていきます。そして、...宗教的なテーマですが、押し付けがましくなく、人生をちょっぴり考えさせてくれます。これも直接クリスマスの物語ではありませんが、クリスマスを迎えるのにふさわしい一冊です。

クリスマス会で、神父様が朗読してくださった(日本語版)のがきっかけでこの本を知りました。 ずっと心に残っていたのですが、今回、英語版を見つけたので読んでみました。 絵も美しく、すばらしい1冊です。 もともとヨーロッパで語り継がれてきた物語のようです。 生きるとは、幸せとは?難しいことなしに心の片隅に灯をともしてくれるような絵本です。手元において、時々読み返したい。 小さい子でもいいのですが、思春期以降、特に大人に読んでもらいたい本です。

★★★

Skipping Christmas

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cover
John Grisham
物語は雑踏の中ではじまる。一人娘のBlairが一年間の予定で旅立ってしまった。
Lutherは今年のクリスマスはSkipしてしまおうと思い立つ。楽しく読める軽い読み物。
なにもそこまでしなくても、というくらい、完璧にクリスマスに関わる活動を回避しようとする夫婦に、危機が訪れる。それは...どたばたしていてどんどん読めます。

表紙の賑やかなクリスマスイルミネーションの真ん中でひっそりと暗い家が、Lutherの家です。なるほど、クリスマスってそんな風なのか、とアメリカ人の暮らしをのぞきみる楽しみも。
そういえば、ホームアローンでも、出かけてしまうくせに、しっかりと飾りつけはしてあったっけ...

変に突っ込まず話に身を任せていると楽しめます。

私が購入したのは、ふちどりも水色の、昨年のアマゾンのバーゲンの物。まだハードカバーしか出ていませんが、薄い本なのでちょっと高めのペーパーバックと価格は変わりません。

★★★★

cover
Skipping Christmas/John Grisham
読み終わりました。クリスマス特集に投稿しました。なかなか楽しかった。
単純に面白く読めます。軽い読み物が読みたいときに。

Magic Tree House Research Guide: Mummies and Pyramids

ヒエログリフ、Mummyの作り方などなど。ピラミッドに関する簡単な知識。
ハムナプトラにでてきたイムホテップも出てきました。

Spot's First Christmas

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cover
Eric Hill
ネイティブの乳幼児向けのシリーズ。
小さな、ぱっとめくって中の絵を見ることの出来る仕掛けが
各ページにあるので小さい子に受けるタイプですね。
昨年の妹へのクリスマスプレゼントにつけました。
絵もやさしくてはっきりとしています。

仔犬のSpotはお父さんたちのクリスマス準備を手伝いながらも
プレゼントが気になって仕方がありません。ほのぼのしたおはなし。

★字がとても少ないです。

Tales of Amanda Pig

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coverTales of Amanda Pig / Jean Van Leeuwen
Oliver君の妹、Amandaちゃんのシリーズ。
沢山出ているんですね~~OliverとAmandaで...
若干作品によってムードが違うような気がしますが、ほのぼのと
家族で過ごす暖かい時間が描かれていて、なんだか
自分の幸せを再認識できたような気がします。

黄色とオレンジを基調に静かな色合いのイラストが入っています。
Lobelのほうがより好みなんだけど、こちらも悪くないです。

せっかくhataさんにお借りして読んだんだけど、
いつか結局買うことになってしまいそうな...

The Enormous Crocodile

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coverThe Enormous Crocodile
Roald Dahl
大きな大きなワニのはなし
taneさんにお借りしました。
ダールの絵本。(字の多いタイプの絵本)
大きな大きなワニは、今日のランチはこども、と心に決めた。ところが...
ノリのいい文章で、「明日はこれを読もうかな、今日はもう眠いし...」と
思っていたのに、ついそのまま読んでしまった。

cover
Alyssa Satin Capucilli
今、長女がBiscuitシリーズがお気に入りなので買ってみました。
ハードカバー。

Biscuitと飼い主の女の子のクリスマス準備からクリスマスの日のおはなし
女の子は色々と記念写真をとっています。
Amazonではレビューにポップアップと書いてあったから買ったんだけど...
違っていました。

自分のクリスマスの思い出の写真を貼る場所があります。

★★読み始めの子どもに。でも、いつものBiscuitシリーズよりも難しいです。

coverTitanic(Magic Tree House Research Guide)
Will Osborne and Mary Pope Osporne
Magic Tree Houseのおはなしの題材をもっと知るしりーず。
低学年の頃こういう本が楽しかったような...(今も好きだけど)
もちろん、大人向けの詳しい本と比べると情報的には物足りないけれど、
大人の本よりも楽しいところも多々ある。

ちゃんと一等、二等、三等客室のイラストを並べて入れてあるところとか、
積み込んだ食品のごく一部を積み上げたとしたら、といった図が入っていたり。
食べ物はかなり豪華だったらしく、
White Star Lineの社長のことには全く触れられていなかった。
それを言い出すとこのページでこれだけの内容は収まらないか。

こういう本を読むと私の場合、ついつい、「ああ、これは知ってる」と思うと
どーんと飛ばしてしまうので、なんだかインプットが少ない気が...
ま、いいか...知ってるとわかっているということはちょっとは読んでいるんだよね。

この本、子どもたちのために、参考図書、ビデオ、インターネットのURLなどを載せてあります。
私もいつも関連本などで楽しむのでこういう情報のついている本、嬉しいですね。

食事については、タイタニックの最後の晩餐―豪華航路のディナーとレシピが面白かった。
原書はこちら
cover
以前に図書館で借りて読んだ本。
タイタニックの食事は特に一等についてはどんなシステムだったとか、
量は王様の中でも特に大食いで有名な人の食事量に匹敵するくらいだったとか...
どうやって残飯整理していたのかは書いていなかったような気がします。
そして再現レシピもついています。(これがメインの本ですね)
食もどんどん変化しているので今日では普段作られていなくて、想像するしかないものもあるそうです。

coverSkipping Christmas/John Grisham
読み始めました、といいつつ、昨日は結局ほとんど読まず今日になってからまともに読んでいます。
表紙のクリスマスの華やかな夜景の真ん中の薄暗い家が主人公、Lutherの家です。
娘が外国へ行ってしまい、夫婦だけになったら、
雑踏の中で急にクリスマスがバカバカしくなってしまったLuther。
試しに昨年の出費を計算してみると(ザルだったのね)$6,100も使っていたことが判明、
今年はクリスマスはskipしてしまおう!と思いつく。
クリスマスをとばしちゃうために、彼らは次々と困難に遭遇するらしい。

Grishamの文章はひっかかりがなく、自然とその物語の世界に入りやすい。
映画の中で垣間見るクリスマスしか知らない私には、
彼らのクリスマスをめぐる活動を知ることができるという楽しみもある。(のぞき趣味?)
今のところはカードとツリーを断った。まるで昔のお正月を思わせる。
魚屋さんやお花屋さんなどつぎつぎと訪れて、台所からは煮物の香りがしたっけ。

The Polar Express

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cover
Chris Van Allsburg 急行「北極号」
邦訳は村上春樹らしい...(読んでいません)
図書館で、フランス語と英語で読んできた本。
まず、絵が絶品です。こういうタイプの絵柄だと、どういうわけかちょっとぎこちないことも多いのですが、この人の絵はすごい。絵本のコーナーでは同じ日に読んだABCの本を紹介しました。割と字の多い絵本です。静謐な雰囲気ではじまり、ファンタジックな展開ですが、ゆきがしんしんと降る感じが肌に感じられるような本。イマジネーションが豊かです。大人にオススメです。
これは子どもではなく自分へのプレゼントにしませう。

作者はあの、映画、JUMANGIの原作も書いています。なんと絵本が原作だったなんておどろき...

他に読んだこの作者の本は...
The Mysteries of Harris Burdick
The Z Was Zapped: A Play in Twenty-Six Acts (ABCの本)

全体的にせめて中学生以上が対象といった雰囲気です。...と、書いたけど、
次女はこういう絵柄の本が大好き。こういう絵がついていたらキリンでもよんじゃいます。

★★★絵がメインだけど、字も多いタイプ。

coverLotta on Troublemaker Street/Astrid Lindgren
ロッタちゃんのおひっこし

taneさんにお借りした本です。
お姉ちゃん、お兄ちゃんのいるロッタちゃん、やんちゃで可愛いです。
我が家にも一冊このシリーズの邦訳があります。それとは挿絵が違うようです。

ロッタちゃんは朝、お兄ちゃんが意地悪した夢を見ます。ところが
夢の中も現実もまだ一緒にしてしまうロッタちゃんはご機嫌斜め。
しまいには家出を決意します。やんちゃなロッタちゃんを見守る大人たちがすてき。
あたたかい家族ですね。

このシリーズは映画化されていますがこれがまたいいんですね。
私は実ははじめに映画でロッタちゃんを知ったのです。
映画はとても映像がうつくしく、ロッタちゃんも強烈で可愛い。おすすめです。

cover
クリスマス特集のPB第一弾、Skipping Christmas/John Grishamを読み始めました。
Grishamはまだ、本領といわれるリーガルサスペンスを読んでいないでサイドものばかりですね~。
この本は、画像では周りが赤ですが私の物は昨年のバーゲンで安く買った水色のものです。薄いハードカバー。
娘のいないクリスマスをスキップしてしまおうともくろんだ夫婦の顛末を描いたものだということで楽しみです。

cover
Isabel Wilner and Elisa Kleven
大変絵の美しい絵本です。
これは絵本ですが、すくなくとも日本人にとっては必ずしも「やさしく」はないかもしれません。
ABC順にZまで、キリスト生誕のお話が進みます。字数は少ないですが、キリスト教、キリスト生誕の知識が少しはないと読んでいてもわからないところも多いかもしれません。

昨年の次女(当時小2)へのクリスマスプレゼントでした。
彼女はカトリック系の幼稚園に通っていたので、聖書関連のお話をとても大切にしています。
この本も、自分では読めないけれど大切にしているようです。

★★★楽勝とはいえないけれど気にしなければ楽しめます。

cover
Lisa MdCue
Don Freemanの「コールテン」シリーズの関連本。

今年読んだクリスマス本第一弾です。
オリジナル作品ではなかったのですね。絵は雰囲気を似せて書いてあるけれど、
似て非なるものでした。しまった。
画風は同じですが、何故か表紙の絵柄がアマゾンの写真と違います。

熊のCorduroyは今年のクリスマスはお友達を招待していました。
いそいそと準備します。
忘れちゃいけないのはサンタさんへのおねだり...

我が家のこどもたちが自分で読むには字が多すぎるし、自分の楽しみにするには
内容が子どもすぎました。残念賞。

★★英語はやさしめ

cover
(Early Step into Reading)
普通のEasy to Read系の絵本は長い原作を短く縮めてあるんだけでど、この本の場合は逆なのです。原作は字のない絵本。もちろん超オススメの素敵な絵本です。ここで紹介しているのは、短い文章が添えてあります。そんなことすると蛇足になることが多いけれどこれはとてもいい雰囲気を出していて、じーんときます。

★英語の超初心者でも楽しめます。

cover
A Wizard of Earthsea / Ursula K. Le Guin ゲド戦記もう、もりあがって、久しぶりにのどが渇いても本をおくのが嫌で
なかなか水も飲めませんでした。
クライマックスをのんびりと浸りきって読むことができて幸せだった。
彼らは叡知を求める修行僧のよう。
この本のスタンスは全然ほのぼのしないけれど、
私には癒し効果が。

さてさて、読み終わったところで山盛りにお借りした本の山も
崩しにかからねば(^^)

A Christmas Story

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cover
Brian Wildsmith
24ページ

日本人にもわかりやすい英語と大変に美しい絵の絵本です。もちろん絵本はどれも絵が素敵ですが、この本の場合は水彩をメインに、コバルトブルーや金を効果的に使ってあり、聖夜の雰囲気をだしています。描かれている動物はとても可愛いです。

お話は、ベツレヘムに生まれたロバの子のお母さんロバがヨセフ、マリアと共にエルサレムに向かいます。ところがお母さんロバがいなくなってしまって子ロバは食事が出来なくなってしまいます。そこで、ロバの子の面倒を見ることを頼まれていたレベッカはロバの子を連れてヨセフたちの後を追います。彼女の行く先々で、受胎告知から始まって、キリスト生誕のポイントとなる場面が描かれていきます。文章はやさしい感じでシンプルです。大体1ページに2行くらい。多くても横幅狭く10行。

この本はまだ洋書を読もうという気もなく、英語を勉強する気もさらさらなかった頃、
子どもがクリスマスの本を読みたいと言い出したけれど、ちょっと時期が遅くて
英語の本しか残っていなかったので仕方なし図書館で借りてきて、いいかげんに訳しながら
よんでやったのがはじめの出会いでした。

題名も覚えていなかったけれど美しかったのでぜひもう一度読みたいと思っていて、
多読をはじめてから購入しました。

★★比較的やさしく読めます

クリスマスのおはなしや、
クリスマス近くなると読みたくなるようなお話を集めて
特集をします。去年もやりたかったのですが、
クリスマス本は数冊で...
今年はずるして去年読んだ本も含めて、クリスマスもので
自分が読んだ本を投稿していきます。
どうぞ皆さんも思い出の本、自慢の本、未読の本などなど
投稿してくださいね(^^)

今日は...自分の本は読まなかった。
Catch me if you Can の映画の録音テープ

coverHello Reader!
I'm a seed

案外いいな。表紙を見てあまり期待していなかったけれど...

My First I Can Read Book
Biscuit, Biscuit Finds a Friend, Bathtime for Biscuit
今日届いたばかりの4冊。娘が早速目をつけて、特に、Biscuitシリーズは
「可愛い~~」とうっとりと自分で読んでいた...
彼女はいつも音読。

実家でのんびり

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A Wizard of Earthsea / Ursula K. Le Guin ゲド戦記なかなか実家に顔を出していなかったら、「遊びにおいで~~」とお声がかかりました。
ホットカーペットカバーが新しくなっていてなんだか気持ちが良かった。
昼寝しました。
今日読み終わると思っていたんだけれど、おあずけ。今とても面白いところなのです。

cover
Food and Drink in Britain(OFF3)
イギリスの食生活を紹介しています。これを先に読んでいれば、
どうしてFamous Fiveでお母さんがTeaの時間までには帰ってくるようにと言うのかがわかったんだなあ。
イギリス好きならばすでに知っていることばかりかもしれません。

巻末にはシェパード・パイとスコーンの作り方がついています。
でも、スコーンは混ぜ方にコツがあるので、お菓子の知識がないと
これを見てもスコーンらしく作るのは難しそう(^^;)

久しぶりにぐぐーっと惹きこまれて読めて快感でした。
最近こういう感覚で読むことがあまりなかったような気がします。
夜間の火を止めるのにも本を持っていくような、一時も本をおけない感じ。

そろそろクリスマスをひかえて、クリスマスものの本でも読もうと思って
何冊か注文中です。すぐに決めずにいたらそのうち一冊は在庫切れに...
一番期待していたのに(涙)。それであわてて残りを注文したのでした。

Grasshopper on the Road

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coverGrasshopper on the Road / Arnold Lobel
An I Can Read Book Level2(Grade1-3)
道行くGrasshopperは色々な虫たちと出会います。
ていねいに描かれた美しい絵に癒されます。
Lobelは手元に置きたい本ですね。

明日はひ・と・りの時間がたくさんあるのだ。ほくほく。
ゲド戦記を読みたいな。これ、時間がないと読めないから...

coverthe bracelet / Yoshiko Uchida and Joanna Yardley
Picture BrideのYoshiko Uchidaの絵本。Emiは日本人キャンプにいかなければならなかった。
引越しの日、仲良しのLaurieが金色のブレスレットをくれた。それを大切に肌身離さず
持っておこうと決心したEmiだったが...

A New York Times Best Illustrated Book of the Year

挿絵はふっくらとやさしくて、日本人らしい顔、白人らしい顔、きっちりと
描き分けられているので、ありありと人種の違いも感じられます。
アメリカの暗い過去への言及、そして希望についても描かれています。
日本にも色々と間違いを犯してきた歴史がありますが、
わたし達が子供のころはあまり触れられていなかったように思います。
こういう事実に蓋をして、イケイケ戦争、となるようなことに二度となりませんように。

coverMore Tales of Oliver Pig / Jean Van Leeuwen, Arnold Lobel

A Wizard of Earthsea / Ursula K. Le Guin ゲド戦記

Little Bear's Friend

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coverLittle Bear's Friend
Else Holmelund Minarik
Maurice Sendak
優しく心地よい文章に、センダックの素敵な挿絵の大好きなシリーズ。
taneさんにお借りしました。
Little Bearは今回は新しいお友達ができたお話。
それは人間の女の子でした。特に目新しい感じの筋書きではないのですが、
文章や絵の素敵さで読みたくなる本。
木の上にいるLittle Bearの挿絵が今まで読んで中でも特に好きです。
これは貸してもらったけれど、自分用にも買いたいなあ。
Little Bear's Visitのカセットを持っていますが、素敵な朗読です。

このシリーズはTVシリーズにもなっているらしく、ビデオも販売されていますが、
"Maurice Sendak's LITTLE BEAR"と銘打っている割に絵は似ても似つかないです(^^;)

それにしても、文章だっていいのに、挿絵のほうが有名なのか...

cover
Seasons and Celebrations (OFF2)
日本でも名前はよく知られている季節のお祭りを簡単に紹介しています。


A Wizard of Earthsea / Ursula K. Le Guin ゲド戦記

最近ではお風呂&寝る前用となっているこの本。

Catch Me If You Can

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coverCatch Me If You Can
実在した詐欺師の自伝をもとにつくられた映画。
トム・ハンクス、レオナルド・ディカプリオ。
面白かったです。でも、期待しすぎていたので、
「え、もう、そんなに簡単に捕まっちゃうの?」
しかし、スーパー詐欺師という面よりは、
実は淋しい少年だったというところが強調されていたのかもしれません。
ルパンととっつあん?レオ君(つい君よばわり...)はあんな役どころがぴったりですね。
それにしても、いくら数ヶ月とはいえ、あんなにうまくなり済ませるとは...
ちょっぴり原作も読んでみたいような。
最後には、「スケバン刑事?」(かなり雰囲気は違うけど)
洋画ではよく、レクターもそうですが、
FBIがエキスパートの犯罪者に協力を求める話が出てきますね。

A Wizard of Earthsea / Ursula K. Le Guin ゲド戦記

cover
Amanda Pig, Schoolgirl (Puffin Easy-To-Read Level 2)
こぶたのOliverとAmandaのシリーズのうち何冊かをお借りしたうちの一冊。
後のほうのお話を先に読んでしまったらしい。赤ちゃんだったAmandaが
初めての学校へ。心温まるほのぼのしたお話。「私はもう大きいんだから」という
Amandaの意気込みがつたわってきて懐かしい気分にさせてくれます。
Oliverのお話は挿絵がFrog and ToardシリーズのLobelだったけれど、途中から絵が
変わったのかな?

cover
Tim Vicary
このシリーズはleomamaさんからお借りしたもの。
Angela's AshesにはまったときにIrelandを読んで以来。
写真が多くて嬉しいシリーズ。そんなに詳しいわけではないのだけど、
例えばこの巻はイギリスの王様、女王様にポイントを絞ってあるので楽しい。
すぐに読み終わるボリュームもいいな。特にこれはLeverl1で一番やさしいタイプ。

...それにしても、Amazonのレビューには注意。関連本のレビューをひっぱってきてしまうようで、
この本のレビューに別のfactfilesの内容が入っていました。ORTでも同様の現象があり。
多分、ここを読んでいるほとんどの人はすでにご存知だとは思うのですが(^^)

--このレビューは、同タイトルのペーパーバックのレビューから転載されています。.


こういう表示があったときは要注意です。単にハードカバーかペーパーバックか、という場合が普通なのですが
題名にシリーズ名がはいってしまっているせいでしょうね。

coverUrsula K. Le Guin
帰ってきた空飛び猫
ゲド戦記の作者の、羽のある猫たちのおはなし。
村上春樹が翻訳していますね。
taneさんにお借りしました。

1巻だけ持っていたのですが、1巻で出会った子どもたちのところに
猫たちは住み着いています。あるひ同じように翼のある子猫を発見しました...

そうかぁ、なんとなく、1巻だけではどこか物足りないような気がしていたのは
つづけて読むべきだったのかと変に納得。

cover吉田秋生
ぐらさんよりお借りしたマンガです。
あのアッシュが英語を(^^)感激です。

今日は名古屋オフ会でみなさんから読んでみたいけれど手を出していなかった本たちを
たくさんお借りしました。マンガつながりでは、leomamaさんよりお借りした、
「ベルサイユのばら」仏語版 があります。うーん、フランス語、どこまでわかるのか、
読んだらまた書きますね。

名古屋オフでは古川さんよりお借りした本のほかに、
皆で持ち寄った本をひろげて、大品評会を満喫しました。
人によって手持ち本も様々で面白い物ですね!
詳しい報告はSSSにて!

cover夢枕 獏
今、長女がはまっている。学校の朝の読書タイム用に購入した。
短編がいいといって、芥川龍之介やモームなども読んでいた。
流行ったのはしばらく前だけど...
短編集なので、少しずつ読んでいこうっと(^^)
いいですねぇ...

Picture Brideを読み終わって、ゲドに戻ろうか、それとも
他のにいこうかなー、と本を並べて迷っていたら、どーんと娘がおいて行きました。
「だったら一巻から貸して」と要求したのですが、何故か一巻がでてこなかった。

A Wizard of Earthsea / Ursula K. Le Guin ゲド戦記

ふたたび読み始めました。

Picture Bride読了

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coverYoshiko Uchida
昨晩、やっと静かな秋の夜が私に訪れました(おおげさ)
ゆっくり読書できたので、最後の1/2弱を一気に読めました。
後5ページと言うところで夫が帰ってきて、思わず無視。ごめん...(--;)
いいところだったの...

ラスト近くでは泣いてしまいました。

ちょっとアメリカの人たちへ、戦争前、中の日系人の暮らしを紹介する、
みたいな本なのかなあ。でも、「ああ、これって羊羹のことだね。せんべいと」と、
日本人だからわかるけれど、まるで日本のことを知らない人が読んだとき、
一体、どういう印象を受けるのかな?と興味をそそりました。

amazon.comのレビューなどで、「知らなかった...読むべき小説」などと書いてあったので、
やはり、アメリカの人はあまりそういうことは知らないのでしょうね。
戦争のため、苦労したり、殺されたりした人も出てきますが、表現はとても
抑えてあって、わりと淡々としています。
様々な悲しみを経て、主人公はたくましくなっていきます。

小説としては比較的淡白な印象です。
amazon.comでは、レビューもたくさんついているし、中身を少し読むことができます。

英語も読みやすく、章立てが細かくて短いお話なのでとても
読みやすいと思います。

Picture Bride

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coverYoshiko Uchida

主人公は、まだ会った事の無い、夫となる人の写真を胸に、単身アメリカへ渡った若い女性、Hanaです。
こんな風にお嫁に来る人をPicture Brideと呼んだようです。
第2次大戦前から第2次大戦中までの半生を描いています。
アメリカに着いたものの、何から何まで想像とは大違いでした。
当時の日系人の暮らしをHanaを中心に描きつつ、Hanaたち、Picture Brideの底力も描きます。
娘も出来て懸命に暮らしを良くしていこうとがんばっていた夫婦でしたが、
やがて戦争がおき、日系人はキャンプへ送られます。
数々の悲しみを乗り越えて、Hanaは力強く生きてゆくのでした。

著者はアメリカ生まれの日系人です。

学習系HP。関連知識を読みたい方へ。
歴史や差別について考えるきっかけになるような本なので、
Teacher's Guideなどにもよく顔を出します。
大体Grades10-11となっているので、高校生向けですね。
一緒に紹介されている中には、ディケンズ、オースティン、カフカ、芥川龍之介(♪)
などもあります。高校生にもなれば内容で選ばれているのでしょうね。

http://spice.stanford.edu/lp/bride/
http://www210.pair.com/udticg/language_arts/extended/11/uchida/index.html
http://www.mcdougallittell.com/disciplines/_lang_arts/litcons/picture/related.cfm

日系移民の歴史
http://contest.thinkquest.jp/tqj1998/10060/

王の帰還の映画予告編を映画公式サイトで公開中です。
これは大きいサイズの物をダウンロードできるのが魅力です。
むふふ。

Inside the Trailerでは、スクリプトもついています。

うぉぉ、楽しみ~~

http://www.lordoftherings.net/index_rotk_trailer.html

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