2006年6月アーカイブ
アーシュラ・K. ル=グウィン
図書館で、新刊コーナーにあったので借りてきました。
4冊目のエッセイ集からの抜粋だということです。
原著のなかには、私がこうして多読をはじめたきっかけともいえるエッセイ、『指輪物語におけるリズムのパターン』が入っています。これだけが「ユリイカ」の指輪物語特集でさまざまな指輪物語をめぐる他の人たちの文章とともに掲載されていました。そのリズム、彼女が3人の子供たちそれぞれに全部読んで聞かせたというそのリズムの端にでも触れたいと思って原作を手にし、意味はわからなくても、CDを聞こうという行動に私を走らせたのでした。
こんな人もいるので、この文章を「英語圏以外の読者にはわかりにくい」などとカットしてしまったことは残念です。わからないからこそ飛び込んでいったのですから。
と、いうわけで今度は原作が気になりますね(^^)
ちょっと難しそうだけど…翻訳されていないところにまた面白そうな話があるんですね。
訳者があとがきで、訳出しなかったものもすべて題のみ訳してリストアップしてくれたからわかったわけです。実は翻訳者は、読者が原書を読んでくれることをひそかに期待していたのでしょうか。
学研電子ブロックのひみつ―EX‐150復刻版のすべてがわかる前回のオフ会に、多読とはまるで関係ないのに、待ち合わせ場所の丸善で衝動買いしたこの本をみせびらかした(?)わけですが、とうとう、購入しました(^^)
本当は夏休みのために、と思っていたのですが、次女が最近さびしそうなので、一緒にあそぶのに、と。
一番の動機は、自分が欲しかっただけなのですが。
中学時代は、毎日理科準備室に入り浸っていたのです~
周期表を先生にねだって理科室のおさがりをもらってうっとりしたり。(なんだか今書くとちょっと変…)
さて、さっそく、回路をつなげてみました。
電子ブロックやってみたさに、おとなしく、抵抗とか電流とかといった話も熱心に聞きます。頭には残っていないだろうけど…
娘の高校では(今では多くの学校がやっているらしい)補習、というのがあります。昔は補習と言うと、赤店の人がテストの後に放課後残されて勉強するものでしたが、これは授業では物足りない人のために、朝早くからあるのです。
で、参加は自由。ただし、申し込んだ以上きちんと出席する。
今日は懇談会でこの補習についての質問があったので、先生からお話がありました。
すると、英語の補習は、結局授業と同じように進めるために、1時間分余分に予習(すなわち辞書引き)をしなくてはならないので、生徒もきつそう、という話でした。うーん。こういうときに多読がいいんじゃないかなーと思いました。その場でできるし、確実に読む時間を確保できますものね~
そしてそして、英語の先生が口をそろえておっしゃるのが、「今年は英語を楽しんでもらって」あとは苦行ってこと、かな?「単語暗記はマラソン」とか。やっぱり、身を削る?
それにしても、いろいろな質疑のなかでは身勝手な要望も多く、疲れました。
聞いているだけでもウンザリするので、答える先生方はタイヘンでしょうね。
Dav Pilkey
見ての通り、ストーリーはおわかりかと思います。
おりしも、この本が届いた日に、夫がKing KongのDVDを借りてきました(^^;)
作者はSSSで人気のCaptain Underpantsの著者。
そういえば、「やりたい」なんていいつつ、なかなか本に手を伸ばさない夫ですが、この人の本にはすいよせられるようにひきつけられていきます。
前から注目していたのですが、すっかり忘れてしまっていたところ、Julieさんのblogの記事を読んで、いてもたってもいられなくなり、今月の注文のなかにサッといれた私でした。
夫が、とか、次女が好きでねぇ、なんていいつつ、一番好きなのは私なのでしょうか…(^^;)
映画のパロディだけに、他にも映画ファンが楽しめる絵がありますよ~
Super DadRead at Home: More Level 2A
Wilmaたちのお父さんがスーパーマンの仮装をして、チャリティーに参加しますが…
赤い鼻をつけたスーパーマン姿が、アンパンマンみたい(^^)
Amazonには絵が無かった。残念。
SSS多読とその指導を実践されている豊田高専の学生さんと教員の有志のみなさんが、「どんなものを選んだらいいのか…」と迷う人のための、GR選書システムを開発されました。
最近読んだ本の語数とYLを入力すると、オススメ度の高い、大体同じくらいの難易度の本を選んでくれるようです。ジャンル指定もできます。
現在試験運用中のようですので、使ってみて感想など送ってあげてくださいね~♪
Will Smith / kADiR NELSON
お父さんの気持ち。
その内容が、素晴らしく美しく、暖かい挿絵のなかでさらによく表現されています。
ぱんだには英文がちょい難しかったですが、それでもパパのメロメロぶりはよくわかりました。
作者はMen in BlackのWill Smith
NHKでのアクターズスタジオインタビューでも、Work hard.が好きな言葉と語っていたように思います。厳しくも暖かく見守ってくれた家族への感謝と、子供への愛情がひしひしと伝わってくる一冊です。
しかし、最近のニュースを見ていると、やはりこういった愛情も、放っておいてもあたりまえにあるものではなく、努力して生み出して、維持していくものなのかもしれません。
母親はおなかの中で10ヶ月、心身ともに準備しています。それでもやっぱり、この本のように、畏れを感じ、どうかこの役割をがんばれますようにと祈るような気持ちだったんだなぁと思い出します。ましてや、そばで見ているしかなかったお父さんの心細さは母親の比ではないのかもしれませんね。夫がはじめてわが子を抱いたときのあぶなっかしさが思い出されました。
今回使用の写真は、先日、花を買いに行った豊田ガーデンの庭で夫が撮影したものです。彼のデジカメは魚用で、ほうっておくと私には違いがよくわからない同じような魚の写真を山のように撮影してきますが、私がブログで使いたいけど、まだ自分用のデジカメが買えない…(本は買えるんだけどねえ)と、ぼやいていると花や山や緑も撮影してきてくれるようになりました。豊田ガーデンは有料ですが、庭が綺麗につくってあります。そして、前にある園芸店ではちょっと変わったよい花の苗が売っていたりするのです。
sumisumi's Bookshelf開設当初からの、お気に入りコーナーを、blogに組み込みました。もともとのhtmlをxhtml&cssに。MovableTypeに組み込んだことで、一つのCSSで全体の雰囲気を統一するように。
本当は、見た目をコロコロ変えないほうがよいのだと思うのですが、模様替えは私のストレス解消と申しますか、昔から大好きで、これをするとぐぐーっと力が充填されるんですね。今の家は使い方が限られてしまうような間取りなので、部屋の模様替えは長いことできていません。家具もぜーんぶ動かしちゃったりするのが好きなんですけどね。htmlとCSSをお勉強がてら、ストレス解消をするわけです。
以前から何人かの人たちのblogについていたblogpeopleというのもはじめて導入してみました。本当は、ひとつひとつ、コメントしてLINKコーナーに載せたいのに、できずにいるタドキストのサイトがたまりすぎてしまったので、便利なものを利用させてもらうことにしました。
相互リンクのメールをいただいているのにお返事できていない方、遅れてしまってごめんなさい。サイトのほうしばらく閲覧させて確認させていただいてから掲載させていただきます。
MT3.2にしたときに、エラー対策としてデータベースを変更したものの、それでも重過ぎて再構築がうまくできず、困っていましたが、ようやく、軽いものに変更することができました。
参考にさせていただいたのは、
☆Starlit Sky☆さん
Odysseygate.comさん
MT Database Converter/ja を使わせていただきました。
これまで移行時のミスで重複データがあったのに消すことができずにいましたが、軽くなったおかげでようやくデータがきれいに(^^)。
なんだかこういうやらなきゃ!と思うのにできずにいることがあると微妙なストレスがたまっていくんですね。別に完璧主義じゃないんですけどね。(身近な人はブンブン首をタテに振るはず!!)
Synthia Rylant / Sucie Stevenson
Ready-to-Read Level2
こちらもCynthia Rylantさんのほのぼの一家のストーリーです。
こちらのほうがMr. Putterより少しやさしいのですが、次女ぱんだはMr.Putterのほうがより好きなようです。豊田高専で借りられるなかでは一番やさしい部類で、これならぱんだもついていかれるので、ちょいちょいお借りしていましたが、このところ図書館通いは遠出ができず、地元オンリーなのです。ちょっとの期間ではありましたが、色々お借りしたなかで、これは好きなタイプとか、読めるとか、案外難しいなど、実際に本に触れてつかむことができたので助かりました。
Cynthia Rylant / Arthur Howard
大好きなMr.Putterシリーズ。
今回は冬の雪の間に本を書くことにしたMr.Putterでしたが…
いやぁ。なかなか。こういうことって、ありますよね。
Cynthiaさんの暖かなまなざしは子供の心にも栄養になるなぁと思います。
大人にはほっとするひとときに(^^)
挿絵も素敵ですね。先日、ライオンたちとイングリッシュを見ていたら、以前に紹介した本を振り返る企画をしていたのですが、そのなかで、When I was five という本がありました。これもなかなかいいお話だった、ことは覚えていたのですが、さて、今回じっと見ていると、なんと、出てくるネコがTabbyにそっくり!!そうです。この本の挿絵画家の本だったんですね。子供はまるでMr.Putterの子供時代みたいです。そういえば今回のお話にはMr.Putterの子供時代の姿もちらりと登場します。
さて,今読んでいるところが難しくて読みにくいのと、ちょうど寝不足で目がキツくて、電車内でも読まない日があったので、今週はあまり進んでいないのですが、話はますます面白くなってきています。この週末に回復して続きを読みたいなー。やっと解禁だ!と思っていた、以前に録音したBBCのラジオドラマをどこに保存したのかわからなくなってしまって、まださがせずにいます。
このところ、次女ぱんだは学校で読書カードでなんページ読書に挑戦!というような企画をやっていて、ちぎってはなげ、って感じでどんどん本を読んでいます。はじめは、ページ数ほしさにマンガ偉人伝のようなものを片っ端から読んでいたようですが、このところもっと読み応えのあるものにもあまり躊躇することなく手を出すようになってきたようです。
多読のおかげで、娘に「こんな本があるよ~」と紹介することもできました。
最近紹介したもので娘が「おもしろかった」と言っていたのは、Riding Freedom(邦題:ライディング・フリーダム―嵐の中をかけぬけて)です。実話をもとにしたお話で、短くて読みやすいですが、その波乱万丈の人生、強い意志、内容的には読み応えがあるので、長い本を読む自信がまだ無かったり、ファンタジックなお話が苦手なお子さんでも読みやすいかも。