2002年12月アーカイブ

The Great Blue Yonder

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coverAlex Shearer
事故で死んだ少年が、天国?The Great Blue Yonderに行く前に、途中で知り合った母を捜しているずっと以前に亡くなった少年とともにこの世に戻ってくる。そこで、彼が見たものは一体なんだったのか。はじめはがっかりしたり腹を立てたりしていたのだったけれど、だんだんとわかってくるにつれ、自分がしておきたいことに気づく。

全体にとてもユーモアたっぷりで面白い。そしてちょっと、ほろりときます。

Flowers for Algernon

coverDaniel Keyes
アルジャーノンに花束を

物語は、チャーリーの進捗レポートという形で終始進んでいく。はじめは誤字だらけで読みにくいのが、次第に誤字が無くなり、まとめの要領がよくなり、難しい単語も飛び出してくる。個人的には、障害やその家族に関してああいう風にしないとこのお話つくれなかったのか?という思いもあるけれど、細かいことを気にしなければ、色々なことを考えさせてくれる、誰の生活にも通じるテーマをもった作品です。別の目線に誘ってくれるのがいいところ、なのかな。

Holes

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coverLouis Sachar
過去と現在をカチカチと短い章立てでスイッチしながら話は進んでいく。
独特のアートっぽい雰囲気があって、穴掘りには本当に読んでいるほうまでなんだかのどが渇いてくる。最後にすべてがつながり、結末を迎える。この雰囲気がいやでなければ一気に読める本。
そういう意味ではPBへの第一歩としてもお勧めだけど、面白くない人は気にせずやめて他の本に行きましょう

これは人によると思うけれど、私は最後が蛇足と言う気がして残念。

英語はレベルの割りにやさしく、語彙の幅が少ない。digばっかりだし...

これこそ本当の蛇足ですが、表紙がおしゃれなんですが、キレイな赤い線を覗かせるために堅いところが短くなっているので、そのまま読んでいるとはしがカールしてきてしまいます。キレイに保ちたい人はぜひブックカバーをして読みましょう。

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