2002年10月アーカイブ

A Painted House

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coverJohn Grisham
その時代の雰囲気、うつろい、そんなものがさりげなく確かに描かれていて、これといった刺激はないのだがとても魅力があり、ゆっくりと楽しみたい作品。といっても、ほのぼの系というわけでもないかなあ。人々の動きが実に良く描けていて、リアルで、かといって大げさな描写もなく、とても自然体な作品だなあと思いました。静かな人間ドラマです。 ゆっくりと読みたい、読み終わりたくない本でしたけれど、英語はやさしめです。 大草原の小さな家や、Charlotte's Web、Babeなど、農場系の本を読んでいる人には語彙は読みやすいと思います。私の初大人向けPBです。読みにくかったという人もいるのですが、PBの読み初めにもいいかもしれません。普通の生活を描いているし、主人公が子供なのであまり難しい言葉はでてこないし、回りくどい表現もありません。ハリポタは子供っぽい、シェルダンは忙しい、と思う人はいかがでしょうか。ごく普通の日常のなかの、割とノーマルな人間の姿を描いている、やや地味目のお話が好きな人に。(一応、殺人事件や、天災、もめごと、などなどは起こります) 私はGrishamは映画ではおなじみですが、原作を読むのはこれがはじめてです。読んでいて、とても鮮やかに映像が浮かんでくる本でした。リーガル・サスペンスが有名な人なので、ファンにはあまりウケが良くないようなこの作品ですが、私にとってはとてもわかるテーマ、背景なので、深く心にしみました。 Grishamの小説はあまり関心がなかったのですが、(映画で丁度いいと思っていた)この本を読んで、サスペンスも読んでみたいと思いました。 TVドラマ化されています。NHKでやらないかなあ!

A Painted House

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coverJohn Grisham

その時代の雰囲気、うつろい、そんなものがさりげなく確かに描かれていて、これといった刺激はないのだがとても魅力があり、ゆっくりと楽しみたい作品。といっても、ほのぼの系というわけでもないかなあ。人々の動きが実に良く描けていて、リアルで、かといって大げさな描写もなく、とても自然体な作品だなあと思いました。静かな人間ドラマです。 ゆっくりと読みたい、読み終わりたくない本でしたけれど、英語はやさしめです。 大草原の小さな家や、Charlotte's Web、Babeなど、農場系の本を読んでいる人には語彙は読みやすいと思います。私の初大人向けPBです。読みにくかったという人もいるのですが、PBの読み初めにもいいかもしれません。普通の生活を描いているし、主人公が子供なのであまり難しい言葉はでてこないし、回りくどい表現もありません。ハリポタは子供っぽい、シェルダンは忙しい、と思う人はいかがでしょうか。ごく普通の日常のなかの、割とノーマルな人間の姿を描いている、やや地味目のお話が好きな人に。(一応、殺人事件や、天災、もめごと、などなどは起こります) 私はGrishamは映画ではおなじみですが、原作を読むのはこれがはじめてです。読んでいて、とても鮮やかに映像が浮かんでくる本でした。リーガル・サスペンスが有名な人なので、ファンにはあまりウケが良くないようなこの作品ですが、私にとってはとてもわかるテーマ、背景なので、深く心にしみました。 Grishamの小説はあまり関心がなかったのですが、(映画で丁度いいと思っていた)この本を読んで、サスペンスも読んでみたいと思いました。 TVドラマ化されています。NHKでやらないかなあ!

Darren Shan Series

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coverCirque Du Freak (The Saga of Darren Shan)
Darren Shan

これは7巻まで読みました。とてもすごく好みとはいえないのに読んでしまうのは何故...きっとこの後一体どうなるか、知りたくさせる力があるのでしょう。
どうして、お気に入りに入らないのかと言うと、主人公をあまり好きになれないのです。
それから、いろいろな道具立ての必然性をあまり感じられないものがあります。
ちょっぴり、少年マンガっぽい雰囲気があるような気がします。

only 99p!(アマゾンで198円!)につられて買った本。丸善では4~500円でした。

小学校でも人気のシリーズですが、私は「ポーの一族」が大好きなので、(一緒にするんじゃない!!)もうひとつ乗れなかった。せっせと呼んだ割には星4つどまりです。これは最終的には20巻にもなるサーガの序章なので、えええー、それで終わりなのぉぉぉぉぉ!となります。で、2巻からも欲しくなる、と...

それよりも気になるのはDarrenは何故何年も同じ服を着ているのか?TVを買うお金があるのなら、どうして、町に行くときくらい、トレーナーのひとつも買わないのか?つまらないことばかり気にしているから話に集中できないのでしょう...

日本語訳は「我輩」にぶっとんで、立ち読みすら出来ませんでした。それがいいのよ、という人もいるんですけど、私はダメでした。日本語の一人称って、強烈ですね。イメージがすごく変わります。たいてい、映画も一人称でげっそりすること、多いですよね。

もうひとつついていけなかったのが裏表紙の彼の写真...同じ名前なんですよね。作者。
ホラー、というより、スプラッタ風の味付けをしつつも、あまり怖くないお話(でも血はいやだなあ)
それよりも、特に1巻の子供同士のやりとりなどはとてもありそうで面白いです。

4巻あたりからちょっと英語が難しくなったように感じました。

公式HPでは、ファンの絵、世界中のCirque du Freakの表紙(これ、面白いです!)などが
見られます。短編が読めると聞いていたけれど、どこにあるのか、探せませんでした(涙)

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