2002年5月アーカイブ

Frog and Toad are Friends

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coverISBN:0064440206
Alnord Robel
ふたりはともだち
64ページ

An I Can Read Bookという、英語を母国語とする子供達が自分ひとりで本が読めるようになるように配慮されたシリーズの第2ステップ。

日本の小学校の教科書にも、この中の手紙の話が採用されています。

64ページというと長いように感じるかもしれませんが、中身は短いお話がいくつも集まってできているので、まだ英文に慣れていなくてすぐに疲れてしまう人でも楽しめます。
とてもやさしくて日本人にも読みやすいお話しですが、とてもほのぼのとした雰囲気を満喫できて読み終わると、ほこっとしたいい気持ちになれます。

字を見ても音がピンと来ない人はカセット付(ISBN:1559942290)を買って、カセットを聞きながら読んだりするのがお勧めです。Frog and Toadだけでも何冊かあります。
現在はシリーズのCD(ISBN:0060740531)も出ています。
★カセットはなんと、作者自身が朗読しています。明るい、やわらかい声で、絵のイメージにぴったり。

Frog and Toad Series
Frog and Toad Are Friends(ふたりはともだち)
Frog and Toad All Year(ふたりはいつも)
Frog and Toad Together(ふたりはいっしょ)
Days with Frog and Toad(ふたりはきょうも)

Charlie and the Chocolate Factory

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coverISBN:0141301155
Roald Dahl , Quentin Blake (Illust)
瀬戸市図書館
子供のころ読んですごく面白かった本。
私はチョコレートが大好きなので、チャーリーが大切に大切にチョコレートを食べるところには興奮したものです。金のチケットなどにも。
この本は、できれば小学校の3年生から5年生くらいまでに読んでもらいたい本。
大人になって原書で読むと、あら、こんな感じだったんだ!と、印象が変わりました。それは、翻訳ではあの文章のはずんだ感じがわからないからなのかな。ダールはテンポがよくて、形容詞などが分からなくても、ちゃんと話についていけるので、知らない単語は容赦なく飛ばすことを体験させてくれます。
邦題を覚えていただけで、Big Fat Catで紹介されて、Amazonでトップになっていたので、
「あの本の原作だ!!!」と、飛びついた次第。(著者の名前も知らなかったのでした)

The Cat in the Hat

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coverISBN:0394892186
Dr.Seuss
邦題:キャット・イン・ザ・ハット
なんと、邦訳があったんですねー。詩人の伊藤比呂美さんが挑戦したようです。(未読)
でも、在庫切れ...うーん。だってねー、リズムが命みたいな本なんだもの。
日本語にしてしまうと...

カセットと本のセットを持っています。
さて、多読をはじめたばかりの時点で、この本で初スースだったわけですが...
正直、ネコというよりサルみたいだし、ついていけない...ああ、
これが人気シリーズとは、アメリカ人とは大きな感覚の隔たりがあると思ったものでした。
が、今では我が家でも一番の人気シリーズとなっています。

カセットは子どもの部分は子どもが、ネコの部分は男性の声で入っています。

Marcel and the Mona Lisa

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MarcelISBN:0582401739
ネズミのマルセル(フランスのネズミだから、フランス名ですね)は、モナリザの盗難を目撃、犯人を追いました...

やっとGRが届き、この本で本格的にSSS多読開始です。

Where the Wild Things Are

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Where the Wild Things AreISBN:0064431789
Maurice Sendak
かいじゅうたちのいるところ

いたずらっこMAXはおおあばれ。 怒ったお母さんに部屋に閉じ込められます。 すると、部屋がみるみるジャングルになり、 MAXは船出します。…

センダックの有名な絵本。 この絵本には思い出があって、はじめの子に 自分で選んで買ったはじめの絵本のうちのひとつ。 1歳になるかならないかなのに、毎晩これを読んで聞かせました。 内容が1歳児向けかどうかはどうかはともかく、 読み聞かせは親も面白いと思う本じゃないと長続きしませんね。 多分、内容よりも、声色や、雰囲気が楽しかったのでしょうね、 今から思うと… どうも、子供がこのくらいのころは、親が「いろんなものに触れさせたい!」 っていう衝動にかられることが多いようで、今から振り返るとこっけいなくらい、 子供を分かりもしないようなところでも連れて行きたがりました。 今でも、「おい、わかるのか?」というようなところに赤ちゃんを連れてきて、 「面白い?」とやっている親子を見るとふふっ、とほほえましくなります。 そのかいあってか?娘は大の本好きです。最近は学校での 図書委員会活動中に本を読むことが多いらしく、知らないうちに 沢山読んでいるみたいで、親が、「どうしてそんなこと知ってるの?」 と驚くことがあります。 内容がわかるかどうかより、その時間が楽しいかどうかがきっと大切だと 思うのでした…きっとそういう温かい時間を沢山持っている子は いつか困ったときに、強く自分を保ってくれるかな、と…これは親の願いですが。

Darren Shan Series

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Cirque du freakISBN:0006754163
Cirque du freak
Darren Shan
Darrenはちょっぴりお調子者っぽいけれど、わりとしつけも厳しい普通の家の子で、蜘蛛が大好き。で、見世物小屋を友達と見に行こうと計画。そのあたりの子供達のやりとりなどありそうで面白い。結局、自分ではそんなつもりはなかったのに、運命に導かれるようにして、Darrenは生まれ故郷を後にすることになります…

これは7巻まで読みました。とてもすごく好みとはいえないのに読んでしまうのは何故…きっとこの後一体どうなるか、知りたくさせる力があるのでしょう。
どうして、お気に入りに入らないのかと言うと、主人公をあまり好きになれないのです。
それから、いろいろな道具立ての必然性をあまり感じられないものがあります。
ちょっぴり、少年マンガっぽい雰囲気があるような気がします。

only 99p!(アマゾンで198円!)につられて買った本。2002年当時のキャンペーンで現在はその価格のものはないようです(2004.9)

小学校でも人気のシリーズですが、私は「ポーの一族」が大好きなので、(一緒にするんじゃない!!)もうひとつ乗れなかった。せっせと読んだ割には星4つどまりです。これは最終的には12巻にもなるサーガの序章なので、えええー、それで終わりなのぉぉぉぉぉ!となります。で、2巻からも欲しくなる、と…

それよりも気になるのはDarrenは何故何年も同じ服を着ているのか?TVを買うお金があるのなら、どうして、町に行くときくらい、トレーナーのひとつも買わないのか?つまらないことばかり気にしているから話に集中できないのでしょう…

日本語訳は「我輩」にぶっとんで、立ち読みすら出来ませんでした。それがいいのよ、という人もいるんですけど、私はダメでした。日本語の一人称って、強烈ですね。イメージがすごく変わります。たいてい、映画も一人称でげっそりすること、多いですよね。

もうひとつついていけなかったのが裏表紙の彼の写真…同じ名前なんですよね。作者。
ホラー、というより、スプラッタ風の味付けをしつつも、あまり怖くないお話(でも血はいやだなあ)
それよりも、特に1巻の子供同士のやりとりなどはとてもありそうで面白いです。

公式HPでは、ファンの絵、世界中のCirque du Freakの表紙(これ、面白いです!)などが
見られます。短編が読めると聞いていたけれど、どこにあるのか、探せませんでした(涙)

The Clown of God: An Old Story

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clownofgod.jpg
Tomie De Paola
ISBN: 0156181924
瀬戸市図書館

道化師の一生。宗教的なテーマですが、押し付けがましくなく、人生をちょっぴり考えさせてくれます。クリスマスの一冊にも。

クリスマス会で、神父様が朗読してくださった(日本語版)のがきっかけでこの本を知りました。 ずっと心に残っていたのですが、今回、英語版を見つけたので読んでみました。 絵も美しく、すばらしい1冊です。 もともとヨーロッパで語り継がれてきた物語のようです。 生きるとは、幸せとは?難しいことなしに心の片隅に灯をともしてくれるような絵本です。手元において、時々読み返したい。 小さい子でもいいのですが、思春期以降、特に大人に読んでもらいたい本です。

Stone Soup: An Old Tale

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coverMarica Brown

瀬戸市図書館

石のスープのお話。え?石?と思いますね。

古典的なお話で、いろいろなヴァージョンがあります。

こういうの、好きです。

Each Peach Pear Plum

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coverJanet Ahlberg , Allan Ahlberg

瀬戸市図書館

32ページ。
1ページに1から3行。大きい字です。

ナーサリーライムという、韻を踏んで詩のようになっている古くからあるお話しというのか歌というのか、そういうもののおなじみ登場人物がたくさん出てきます。同じことがどんどん繰り返されていく。リズムがいいです。知っているキャラクターは、いくつあるかな?ほのぼのと可愛い絵です。

I SPY...という言い方をはじめて知った(無知?)本でした。
SPYというと、007か、ミッション・インポッシブルかはたまた、オースティン・パワーズかという人なので...
本当に新鮮でした。「おおー、おおーっ!」と言いながら一度目を読んで、それから2度目でやっとのんびり楽しめました。
有名なナーサリー・ライムや昔話の登場人物が次々と登場しますが、残念ながらはじめはあまり知らないキャラも多かったです。最近ではすっかりおなじみのものばかり。やっと乳幼児レベルになれたかな。

Mad About Madeline: The Complete Tales

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cover

Ludwig Bemelmans
ISBN: 0670851876

瀬戸市図書館

韻を踏んでリズムのいいお話です。音読が気持ちよく、読み聞かせにもぴったり。
何度か借りてきては読んでいます。たまにしか図書館でも出会えないので、
読んでいる人、けっこういるんだなぁ~と嬉しくなります。

当時次女が大好きだったマドレーヌちゃんのComplete版を地元の図書館で発見。
これならなんとか読めそうでは?と、GRはまだ1冊しか買っていなかったので
借りてきました。児童書コーナーで物色していると、意外に字も多くて難しいものが多くて、
レベル0相当のものを見つけるのは難しいと思いました。

次女は「読んで読んで!!!早く日本語にして!!」と言いました。

私としては一度でも英語を聞かせようとしていたし、しかも、
実際、一度通して読んでからじゃないととても逐語訳なんてできるはずもなく...
「待って!!読んでからじゃないとおかーさん、わからないんだから...」
と、音読してから大雑把な意味を教えていました。

Graded ReadersをAmazonで買うか、SSSのセットを買うか、迷ったあげく、
AmazonのLevel0とLevel1のパックが冊数が多かったのでそちらを注文。

Julia Roberts (Penguin Readers, Easystarts)

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cover初GRです。Amazon.co.jpで購入しました。
プリティ・ウーマンが好きだったので、この本を選びました。この本でdevorceという言葉を覚えました。
「こんなの、絶対習ってない」と思っていたら、辞書をひいてみたら、しっかりと赤線がひいてありました。と、言うことは、予習か何かで調べたことがあるということです(汗)
はじめて測ってみた時間は8分でした。
ハリー・ポッターを読もうとしたときには、ちょっとでもわからないことがあると、うんうん考え込んだり、辞書を何冊もひいたり、実はけっこうわかっているところまで心配になって調べたりしていたものでした。そんなことを一切やめるにはちょっと急ぐくらいがちょうどよかったです。この8分は大急ぎで、でも、とりあえず内容はちゃんとわかる部分はわかった瞬間に次へ移る、そういう読み方でのタイムでした。

学校の先生にするように言われていた、ちょっとでもわからないことは辞書で調べ上げて、単語をノートに書き出して覚えるとか、実はあまりやったことがないのですが、それで英語がイヤになっただけに、それをせずに読んでもいいということは実に爽快です。そして、辞書引きをしなくても楽に読める本がある、ということ自体が知らない世界でとても楽しいことでした。

本を読み始めたときにはわからなかった言葉も、読み終わったときにはわかっていることを1冊目にして体験して、「ああ~早く次が読みたいなぁ!!!」と、はやる気持ちが押さえきれない感じでした。

何故、タイムを計ったかというと、SSS英語学習研究会の読み進め方ガイドに、これからの読書へのめやすにするのに「これくらいで読めた人は、このレベルをこれくらい読みましょう」というのがあったから...なので、当時SSSの掲示板に参加する人は一度くらいはタイムを測っていたと思います。現在では速度については特に気にしないことになっています。
気にするのはいけないのですが、やはり、同じように読んでいるつもりなのに極度に読む速度が遅い場合、(特になにか考えたり、じっくりと余韻に浸る、ゆーっくりと味わう、といったことがないのに)やはり気づかないうちに無理をしていると考えられますから、目安にはなりました。

PGR(Penguin Readers)のLevel0は、現在形だけで書かれています。基本語彙が200語に制限されているので、どんなお話でも同じような表現が出てきます。

多読前夜...?

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2004年の3月にThe Lord of the Rings の映画を観に行ったことからそれははじまりました。

「ゲームの元ネタの映画だって」と聞いて、どうだろうなぁ~と思いつつ、でも、予告編を観たら「なかなか面白そうではないか」と、何気なく観に行ったら...ぜーったい、これは原作がすごく面白いはずだと思い、本屋に駆け込んだわけです。母が本を買い込んでいて、貸してくれるといっていたけれど、何故かこの本は読み返すはずだとも思い、とりあえず4冊、文庫本を購入したのでした...

翌日には残り全部買い込み、読み終わったらすぐに2度目を読んでいました。

そして、原文も読んでみたくなり、ハリー・ポッターを子どもにせっつかれても、30ページで挫折した過去があったのに、このときは全部通しで読めると思っていないし、もう話は知っているので、いいところだけ「見学」できればいいや、っていう気持ちで旅の仲間だけ購入しました。もう、順序もバラバラに好きなところを「どう言ってるんだろう?どう書いてあるんだろう?と、ページを繰っているうちに、ほぼ、全部読んでしまっていることに気づき、「これは、ひょっとして、読める?」と、残りの2冊も購入。肌身離さず持ち歩き、暇さえあれば読んでいました。

そうとうひどい状態から、でも、辞書もほとんどひかずに脳内対訳で読んでいるうちに、対訳じゃなくても英語でわかっている部分が増えていることを発見。これは、他の本も読めるかもしれない...そうしたら、他の本も原文を楽しめるかも...そう思って、ネットを探索しているうちに、SSS英語学習法のサイトにたどりついたのでした。

それ以前の英語力はというと、
とりあえず、小さな陶器の輸出入をする会社で輸出にかかわっていたので、英文レターを毎日読んでいたことが若い頃に2年間あり、英語や英語を喋る人にであっても、とりあえず、逃げはしないくらい。英文レターと言っても、いつもの注文書に添付される手紙がほとんどなので、毎日ちょっとずつ違う同じ文章を読んでいただけですね...けれど、結局そこで慣れで覚えたことだけでなんとかしていて、英語をきちんと「勉強」したことはなかったような気がします...中学校ではとりあえず勉強しようとしていたはずです。先生オススメの基礎英語も7月まで聞いたし、セサミストリートも1ヶ月、テキストを買っています(^^;)暗記で100点はとっていました。高校でいきなりただただ暗記する量が突然増えて、すっかりイヤになって、それ以来、英語は全教科で一番評価が悪かったです。それっきり、英語は慣れだけで切り抜けていました。たまにバイヤーがくることもありましたが、大抵英語は文章で読み、タイプするので、読むときには音に変換しないほうがタイプが楽なのと、正しい発音がわからないので、脳内音読が出来ない人でした。

英語の勉強はキライで大の苦手でしたが、英語の歌を覚えて歌ったりするのは大好きで、よく、練習したりしていました。

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