次女が本を借りたいというので地元の図書館へ行ってきました。
ついでに目に付いた本を借りてきて読みました。
外国語はなぜなかなか身につかないか―第二言語学習の謎を解く
原書:The Science and Psychology of Second-Language Acquisition
題名は「なぜなかなか身につかないか」ですが、実際には、第二言語習得について言語、脳、心、自己、文化の5つの分野からわかりやすく解説しています。大人だからといって第二言語を獲得するための能力は一般に考えられているほど低いわけではなさそうです。もちろん、第一言語も習得途上の人とは別ですが。
翻訳夜話
村上春樹、柴田元幸
クリスマスに向けて、また、AusterのAuggie Wren's Christmasを読もうと思って借りてきました(^^)
このお話、素敵そうな絵本として今年発売されているのですが、まだカートの中でクリック待ち状態。もちろん、本編でのお二人の対談もいいです~
翻訳夜話2 サリンジャー戦記
村上春樹、柴田元幸
対談第2弾です。
村上春樹が『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を翻訳したにあたっての解説やいろいろ。
サリンジャー、私は読んだことがないのです。英文科の友達はたいてい読んでいた気がするけれどなー。Frank McCourtの、’Tisで、Frankが高校教師になってはじめに生徒の心をつかむのに使ったのがこの、The Cather in the Ryeでしたが、子どもたちには「自分と同じ」と大好評だったけれど、大人には不評だったとか。実際、大人の社会からは図書館などに置いてもらえないなどの反発を受けた小説です。読んだ本で出てきたので、一度読んでみたいなぁと思っています...なので、こちらはネタバレしそうな部分を避けてつまみ食い読みしました。
ダブリンの市民
この間、原書でいまひとつわからなかったので、翻訳を借りてきちゃいました。
で、「恩寵」を読んだところまで読んでみると...なーんだ。わからなさ具合、あまり変わらない...
だったら、また、寝かせてから原書を読むことにしようかな。いろいろ別のアイルランドものを読んでからにしてもいいかも。いずれにせよ、時期が早かったのね~
この邦訳は脚注がついていて、それを読むとどうやらお話しの登場人物は、「ユリシーズ」という小説にも登場しているようです。
あとはミュージカルの衣装作りのための型紙付の本などを借りました。