Will Smith / kADiR NELSON
お父さんの気持ち。
その内容が、素晴らしく美しく、暖かい挿絵のなかでさらによく表現されています。
ぱんだには英文がちょい難しかったですが、それでもパパのメロメロぶりはよくわかりました。
作者はMen in BlackのWill Smith
NHKでのアクターズスタジオインタビューでも、Work hard.が好きな言葉と語っていたように思います。厳しくも暖かく見守ってくれた家族への感謝と、子供への愛情がひしひしと伝わってくる一冊です。
しかし、最近のニュースを見ていると、やはりこういった愛情も、放っておいてもあたりまえにあるものではなく、努力して生み出して、維持していくものなのかもしれません。
母親はおなかの中で10ヶ月、心身ともに準備しています。それでもやっぱり、この本のように、畏れを感じ、どうかこの役割をがんばれますようにと祈るような気持ちだったんだなぁと思い出します。ましてや、そばで見ているしかなかったお父さんの心細さは母親の比ではないのかもしれませんね。夫がはじめてわが子を抱いたときのあぶなっかしさが思い出されました。
Just the Two of Us
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