Maigret Tend en Piege

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coverジャン・ギャバン主演 メグレ警視シリ-ズ 殺人鬼に罠をかけろ
原作の邦訳はメグレ罠を張るジョルジュ・シムノン
フランス語に日本語字幕
聞きやすいフランス語です。
メグレシリーズは大学2年の夏に1冊PB(しかも、訳本が出回っていないもの)を宿題として渡されて苦労した思い出があります。辞書と首っ引きで読んでもなかなか理解できず遅々として進まず、遊びに行く新幹線の中でもにらめっこしていたら、偶然隣に座ったイギリス人が「ぼくはフランス語得意だから教えてあげよう」と言ってくれたけれど、「どこがわからない?」「ここと~~ここと~~~」「...(絶句)...君にはちょっと難しすぎると思うよ」「わかってるけどこれが宿題なの...(涙~~)」という会話をしたという記憶が。ちなみに英語で喋ったのかフランス語で喋ったのかは記憶に無い...何語で喋っても内容は日本語で覚えているんだなあ(ヘンなことに感心。)ああ、このころ飛ばし読みができていれば…
ところが、お話は面白かったので、その後メグレシリーズはいろいろ訳本で読んだのですが、覚えているのといえばメグレがビルがセントラルヒーティングになるからストーブを捨てろといわれて嫌がることとか。(ストーブかき混ぜながら犯人に白状させるのでこの小道具がなくなると困るのですね。)この映画ではストーブの代わりに大きな椅子が出てきていました。

ジャン・ギャバンで印象的なのは Pepe Le Moko です。邦題は、何だったでしょう…?
望郷、だったかな。
ジャン・ギャバンのメグレ、私のイメージよりはカッコ良すぎるのでは?とも思いましたがなかなか素敵でした。途中から帰ってきて観始めた次女が、「なんだかわからないけど引き込まれる~~」と夢中で観ていました。白黒映画です。
メグレたちがちゃんとサンドウィッチとビール(!!)を注文しているのも嬉しい。日本なら「かつどん」アメリカFBIだったら「ドーナッツ」でしょうか?

週末から風邪で寝込んでいましたがようやく復活のきざし。(^^)本当は「ハウル」を借りたくてレンタルショップへ通っているのに無いのでつい、別なものを借りてきてしまって、ばったり倒れながら観ていたのでした…

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このページは、sumisumiが2005年11月30日 09:18に書いたブログ記事です。

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