Letters from Father Christmas

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J.R.R.Tolkien
昨年、自分のために買った本。

これは邦訳で16ページくらいの「サンタクロースからの手紙」という絵本にもなっています。
この本は157ページあるハードカバーです。マニアグッズかも。
トールキンが、子供達に毎年、サンタに成りすまして送ったサンタクロースからの手紙がそのままと、それを活字にしたものが載っています。始まりは長男が3歳のときだったようです。サンタさんは年をとっているし、寒いところに住んでいるので字が震えています。美しい絵がついていて、封筒にも、手書きで北極の切手や消印が描いてあります。すばらしいプレゼントですね。深い愛情を感じますし、本人もかなり楽しんでいた様子がうかがえます。子供が成長するにつれ、サンタさんの話もちょっと長くなってきます。北極での暮らしぶりなどが、古文書風の凝った字体やレイアウトで描かれていたりします。
子供への手紙なので英語はやさしいです。
エルフ語も出てくるよ♪

なんだか自分がサンタさんから手紙をもらったような気がして嬉しくなりますね

トールキンのビデオをみていましたら、この手紙を届けるのに、彼はわざと雪靴の足跡をつけたりして、長いこと子どもたちは本当にサンタが手紙をくれていると信じて疑わなかったそうです。ところが、ある夜、まだ子どもたちは寝ていなかったのにトールキンが気付かず、ドアに足をぶつけて、「くそっ!」とつぶやいて手紙を置いたので気付いたけれど、何年もそのことは子どもたちは内緒にしていたそうです。

★★~★★★はじめのほうは3歳向けなので特にやさしいです。

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このページは、sumisumiが2003年11月12日 09:27に書いたブログ記事です。

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