寝てもさめても本の虫
アタック25、NHK週刊ブックレビューでおなじみの児玉清さんの本をめるぐエッセイ。
翻訳文学が大好きだった児玉さんは、本当に本の虫で、とうとう、好きな作家の本を読み尽くし、読んでいないのは未訳のもののみ、というところまでいってしまった。そこで洋書を読み始めたそうです。ほんっとうに、楽しんでいるなあ...すごい読書量です。真性本の虫ですね。読むうちに、読みたい本がどんどん増えてしまう、危険な本。
英語圏の新しい児童文学―「クローディア」から「ハリー・ポッター」まで
ハリー・ポッターは4巻まで紹介されています。
紹介されているのは、
E.L.カニスバーグ(From the Mixed-Up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler)
パトリシア・マクラクラン(Sarah, Plain and Tall)
キット・ピアスン(AWAKE AND DREAMING)ひまぞさんが紹介してくださいましたね。
マーガレット・マーヒー
シルヴィア・ウァフ
フィリップ・プルマン(His Dark Materials)
J.K.ローリング(Harry Potter Series)
主な作品のあらすじ、(割と詳しい)鑑賞のポイント、作者略歴、インタビューが掲載されているものもあります。読み終わった本は鑑賞のポイントも読みましたが、
パトリシア・マクラクランを表して、「言葉の錬金術師」とあったのを読んで、
「やっぱりそうかぁぁぁぁぁ」と、改めて、パトリシア・マクラクランに感謝。
やさしい英語で、過不足なく、すばらしい情緒を表現している、彼女の作品に
多読の初期に出会えたことは私にとってはとても幸せなことだったのだと嬉しくなりました。
で、他の本もまた注文する羽目に...この本は、すぐに読めそうな、絵本も紹介されているので、
児玉さんの本よりいっそう危険かも...!!!
2500円もするので、図書館で借りるといいかも。
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