Matilda

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coverRoald Dahl
これは、ダールの児童書にしてはちょっとしっとりしたフンイキです。
4歳にして自力でディケンズを読破する天才少女マチルダの両親は、俗っぽさを
一身に集めたような、娘には関心のない人たちで、彼女の賢さに気付きません。
というより、本能的に感じて、それを嫌悪している感じ。すごくデフォルメして、
「そんな人いないでしょー」というくらいに表現されているけれど、
そのじつ、子供の生活では小さく小さく誰でも経験しているような大人の行動を
鋭くついていますね。

子供のころは、実は違う、もっと素敵な親の子だったらいいのに、
なんて夢見たこともあったっけ。(ごめんね)

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このページは、sumisumiが2003年3月24日 23:07に書いたブログ記事です。

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