ROME 最近ローマがマイブーム

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内容(「Oricon」データベースより)
TVシリーズ史上最大規模、制作費200億円以上を投じた英BBCと米HBO合作の巨大プロジェクト「ROME[ローマ]」がDVD化。ケヴィン・マクキッド、レイ・スティーブンソン、キアラン・ハインズほか出演で贈る古代ローマで繰り広げられる愛と策謀の物語。R-15指定作品。

私はレンタルで観ました。
衣装やセットにかなり凝ったらしいです。
予算の関係でcgは最小限になっているそうです。(オマケ映像のコメントから)

R-15だけあって、無駄に露骨な性表現が頻出しますので、ご注意を。
特にお父さんたち、小さい子や年頃のムスメと一緒にうっかり観ないように。困ります。

わざわざこんなシーンを入れる以上、これはかなり時代考証されているものなのか?と、気になってちょっと検索してみたけれど、そのあたりはよくわからなかったところとかあります。

後のアウグストゥスのお母さんが強烈なキャラです。ネロのお母さんじゃないのか、と思いました。本で読んだイメージとはかなり違います。面白くするために性格変えたのでしょう。近くにいたらすごくいやなタイプですが、このドラマのなかでは、彼女の行動が楽しみだったりします。
少年時代のオクタヴィウス(のちのアウグストゥス)は、「マスターアンドコマンダー」に出演していた男の子で、可愛いです。

彼女や、もと軍団兵の二人組み(名前は実在の、「ガリア戦記」に出てくる人からとられているそうです)がいい味で面白いです。

撮影についてスタッフが熱く語るオマケ映像がついていて、面白いです。はじめの何巻かは、存在に気づかず、見逃しました。

coverこのところ、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んでいて、すっかりやめられなくなっています。英語の本も、ローマ関連ものを読み返したりするだけ。きっかけは、薄いけれど、仕事の往復電車での読書に、PBは重いし、かといって、やさしい英語の本だとすぐ読み終わっちゃうし、と、この本は文庫では1巻が2,3冊に分かれていて薄いので、とても持ち歩きやすいのです。
何気なくブックオフで購入して読み始めたらもう、とまらなくなっています。現在29巻。来週には文庫で読める31巻まで終わってしまうでしょうから、やっと他の本を読めるわけです。大昔学校で習った程度のことしか知らないので、2階も観た、映画「クレオパトラ」での状況も、この本を読んで「そういうことだったのかぁ」と。

ドラマでは、この本で図解されていた、ローマの家のつくりも見られます。

他の役者さんたちもなかなかいいです。カエサルがいかめしすぎて、もうちょっと色気があると良かったと思います。

ところで、字幕で観たり、吹き替えにしたりしながら観ていましたが、吹き替えだと「カエサル」「アントニウス」だけど、字幕になると、実際には、「シーザー」「アントニー」と呼んでいるので、不思議な感じ。それぞれ、英語ではこう言うのだなぁと。

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このページは、sumisumiが2008年7月 5日 09:31に書いたブログ記事です。

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