Make Up Your Mind

| コメント(0) | トラックバック(0)

coverFrancois Nars
リング製本のメイクアップの本です。
著者のFrancois Narsのメイクアップ製品が好きなので。
高いので買うなんて思っていませんでしたが、アマゾンでなにかのキャンペーンで当選してギフト券をもらったので、思い切って。

多読に通じる(と勝手に解釈)言葉も。

引用するのが面倒なので、内容だけ。
この色や品物が自分に合うかは自分で判断してください。
リップスティックの色が、つけてみてなんだか自分らしくないと思ったら、買わないでください。
そんな内容。
あたりまえといえば当たり前なのだけれど、今は情報も氾濫していて、たとえばメイクアップで言えば、イエローベースとブルーベースという考え方が普及しています。
多読だったら、レベルとか、GRとか絵本とか、今の自分の総語数とか。
どちらも、実は薦める人のための目安なんですよね。
また、本当に似合うかどうかは、つけてみないとわからない面もあります。リクツに凝り固まると、なにかを見逃すというのか。

自分はどうなのか。
どう感じるのか。

いつでもニュートラルで自分を見つめる姿勢を保ちたいですね。
そうして、いろいろ吸収できる自分でいたい。

さて、内容が後回しになってしまいましたが、メイクアップ前、後に、間に透明シートが入っていて、どこにどんなものを使ったかが描かれています。最後に詳しい説明も。

色々な肌の色、顔の形、目の形、性別、(あ、年齢だけはあまりバラエティがなかったかな)のモデルさんを使って、全員、同じバックグラウンドで、ひっつめ髪で正面を向いて、無表情にした状態で顔がページいっぱいに映っています。カメラマンも著者です。

日本のメイク雑誌をこのところちょくちょく見ていたのですが、そのあまりの違いにびっくり。
この本に載っているメークはむしろステージならいいかなあといったかなり個性的なものが多いので、そのまま日常に真似してしまったら、変わり者と思われてしまうでしょうが、どーんときたのは、日本のメーク誌では、シミ、シワ、くすみはすべてなかったことにして、まるでそう、CGの美女みたいなんですね。

ところが、こちらは、シミ、そばかす、すごい赤みまでそのまま生かしてしまっている。
すると、その人じゃないとそうならないような仕上がりになるんですね~。

なかなか、いい本でした。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://bookshelf.hacca.jp/kotatu/mt/mt-tb.cgi/2792

コメントする

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.12

このブログ記事について

このページは、sumisumiが2007年3月 4日 19:42に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Lady Sophia's Lover」です。

次のブログ記事は「The Things They Carried: A Work of Fiction」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。