マイ・フェア・レディ

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coverおなじみ有名なミュージカル映画です。
次女たちが合唱で、このなかの「踊り明かそう」という曲を歌うので、映画を観てみたいというので借りてきました。次女、すっかり夢中になって観ていました。
さて、ちょうど今、NHKのBSでなつかしのミュージカルを次々と放送していて、いろいろ録画していたのですが、前日に「ドリトル先生の不思議な旅」をみたばかりでした。偶然、このドリトル先生とヒギンズ教授が同じ人だったので、余計に面白かった(^^)
英語で観たので、発音の違いとか、声の出し方そのものまで違うとか、歌になると声が変わる(歌は吹き替え吹き替えのため)とか、いろいろと興味を持ってみていたようです。私も久しぶりに観て、イライザのお父さん、いい味だよねえ~などと思っていました。
「ドリトル先生」は子供のころ、大好きだったシリーズで、毎週日曜に家族で本屋にでかけると、前に買ってもらったのが読み終わっていたら父に新しいのを買ってもらえました。でも、買ってもらったその日のうちに読んでしまって、次の日曜が本当に待ち遠しかったです。けれど、そのとき夢中で読んだだけで、一度も読み返していなかったので、1巻のはじめのほうくらいしかあまり記憶に残っていないのが残念。よほど私が気に入っていたのが印象的だったようで、大人になってから買った文庫本は捨てられていましたが、このシリーズは母が取っておいてくれて、まだ実家においてあり、子供たちもいつの間にか読んでいたようです。ただし、わたしがかつてそうだったほどは夢中にはならなかったので、ちょっぴりがっかりしましたが。多読をはじめた年に、小さい子向けに短く書き直された版を読みました。
さて、この本は現在の価値観にあわないということで、アメリカで発禁になったり、書き直しをされたりという目にあっています。ちびくろさんぼなどもそうですが、作品の主題とは違うところでそのような扱いを受ける現在の風潮のほうが怖いなと感じます。むしろ差別的な部分などについては当時の時代を知り、現在の価値観、ひいてはこの価値観もいずれはおそらく変わっていく部分が多々あるのだということを知る上できっかけにするくらいの強さとコミュニケーションを持ちたいものだと感じます。

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このページは、sumisumiが2006年7月 1日 13:24に書いたブログ記事です。

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