The Subtle Knife

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His Dark Materials #2
Philip Pullman
「神秘の短剣」

読み終わりました…いや、やはりこの巻も、すぐに次を読まずにはいられません。この巻では、Willという少年が登場します。さて、そして、最終巻ではどのような結末が待っているのか…
主に通勤電車の中でのみ読んでいたのですが、最後の2ページが残っていたので、昨日の晩に読んでしまいました。でないと2冊持っていかないといけませんものね~~
2巻まではこの、ちょっと字もサイズも大きなペーパーバックだったのですが、3巻だけ、普通のペーパーバックサイズでちょいと字も小さい、しかもページ数の多いものを持っています。単に買ったときにそれしか在庫がなかったからで、このシリーズのキンキラの素敵な表紙のも存在するのですが。大きなサイズに慣れてきたところだたので、違和感があるかなぁと思いましたが、やっぱり小さい物のほうが持つのは楽でした。軽いし。
本を読んだのを追いかけるようにオーディオブックも聴いています。若干、本のほうが速くなっていくようです。かなりゆっくりと読んでいるつもりでしたが、そうでもないのかな。

英語は、普通。特別やさしいとは言いませんが特に読みにくい文章と言うことも無いような気がします。たまにさっぱりわからない言葉が出てきます。

オーディオブックはフルキャストなのですが、ナレーションは作者です。詩のような語りが素敵です。この本はミルトンの失楽園を踏まえたものという話です。娘が先日借りてきていたので少しだけ読ませてもらったのですが、全体が詩のようになっています。このお話はそこまでではありませんが、声に出して読んでみると詩的な響きがあるようです。
トールキンといい、どうやら物語詩の伝統があるのか、作者が口に出して読むことにこだわりや愛着を持っていることは多々あるように感じられますね。

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このページは、sumisumiが2006年5月29日 20:54に書いたブログ記事です。

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