The Halloween Tree

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coverISBN:0375803017
Ray Bradbury
久しぶりにすごく好きだったと思う本です。
ブラッドベリの児童書。
Halloween当日、8人の仲良し男の子たちは皆でTric or Treat!に出かけようと約束していました。ところが、いつも先頭に立っているPipkinがまだです。家に迎えに行くとなんだか様子がおかしく、先に行って、と言います。さて、不思議な家へ行った子供たちはそこで不思議な男性に出会い...
子供たちの「Halloweenだぁ!!」という興奮した雰囲気や、でも、どこか妖しげな雰囲気やらがないまぜになった躍動感とどこか不安定なムードを感じさせつつ進みます。美しいです(うっとり)
子供Halloween版クリスマス・キャロル(A Christmas Carol)という雰囲気かな~。
あ、子供たちは改心したりしませんし、どケチでもないですが...
ディケンズのクリスマス・キャロルは本当によく引用されています。全部読みたいと思わなくてもGRでも読んでおくと有名なくだりなどは大体そのまま使われているでしょうから本を読むときに「おっ!!」とすぐに気づくことができるでしょう。また、原作も長くなく、古典にしてはとっつきやすいのではないでしょうか。

すぐにも書評登録したいところですが、挿絵が多くて、アマゾンやScholasticのカウントにもついていないのでちょっと後回しに。1章が短く挿絵が多く、160ページなので語数はさほど多くありません。文章もSSS的にはYL5から6までのあいだ、5よりかな?

表紙はだまし絵になっています。
子ども達は挿絵をチェックして、最後の挿絵が一番好きだと言っていました(^^)
この本はアニメ映画にもなっているようです。

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このページは、sumisumiが2005年10月18日 12:39に書いたブログ記事です。

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