The Curious Incident of the Dog in the Night-Time

| コメント(4) | トラックバック(0)

coverISBN:0099450259
by Mark Huddon
夜中に犬に起こった奇妙な事件
児童書、といよりYAから大人、かな。
どちらかというと大人にお奨めしたいです。
ある夜、近所の犬が夜中に園芸用フォークで刺されて死んでいるのを発見したChristopher.彼はアスペルガー症候群で、数学は上級クラスを狙えるくらい出来るが、いろいろと苦手なことがある。そんな彼が、犬を殺した犯人を捜すうちに...

人との関わりが上手でない、ひどく不器用なこの少年の目を通すとごくありふれた人々をちょっと違った角度から見ることができる。彼の踏み出す一歩と、両親の弱さや愛情、かかえる困難さがきちんと描かれ、「アルジャーノンと花束を」が邦訳の解説などに引き合いに出されているけれど、こちらの本のほうが好感が持てる。(アルジャーノンは、アイディアは面白く、読ませる本だけど、どうも著者って嫌いなタイプ、と思う。)

殺犬事件だけれど、特にミステリーということはありません。
大真面目に語るChristopherの語り口が帰ってユーモアもかもし出しています。

Mark Huddon

RandomHouse
http://www.randomhouse.com/author/results.pperl?authorid=11481

NPRのインタビュー
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=4707767

Christopherが食べていたもので気になったもの:

Red Zinger


ローズヒップ、ハイビスカスなどのハーブティー
ああ...これなら、飲んだことがある。割と好き♪味や香りがわかると嬉しい~

Licorice Laces Red(リコリス飴)甘草だって…
赤い靴紐風。ゴムのようにも見えますね。こんなの食べてのどにつまらないのでしょうか。
食べ方によってはコワイなぁ。(口からたらーんとたれている様を想像)
あるサイトでは「伝説的なまずさ」と評している。うーん、気になるなぁ。
職場で聞いてみました~~
ヨーロッパではとってもポピュラーなお菓子で、よく電車の中で子供がむしゃむしゃやっていたりするそうです。どこにいってもHariboのが売っているとか。「珍しいから、よくお土産に買ってくる!」と。えー、今度かってきて下さい(怖いもの食べたさ)

なんだか、イギリスの本についているお菓子って、食べた人に聞くと「う~~~ん」と口ごもるようなものが多くないですか?ナルニアのターキッシュディライトみたいに…

#この本はお借りして読みました。貸してくださった方、紹介してくださった方、ありがとうございました。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://bookshelf.hacca.jp/kotatu/mt/mt-tb.cgi/2508

コメント(4)

sumisumiさん、こんばんは。チクワです~。
licoriceの映像をありがとうございましたー。
なんか、すごいものなんですね・・・
わたしの中では、ポリポリしたお菓子みたいなイメージで、それでこの本を読んだんですが・・・
イメージを修正して再読すべきかな?

あ~、sumisumiさんと、ネタばれトークしたいなー(しかしすでに忘れているかも)。
チクワのな「あんたらなんで仲良しなの!」っていうツッコミ、受けてたってもらえますかー?

あれ、もしかしてblogにコメント書かせていただくの、初めてだったかも。いつもどうもお世話になっておりました・・・今後ともどうぞよしなに♪

sumisumi、とってもニブイので、突っ込みをうっかり流すことしばしばですが...
ねー、ネタバレトーク、したいものですね~

現物をもしもお土産にもらえたら絶対チクワさんに送りつけようと思っておりました。

あんたら、ってあの人とあの人のことなのかなー?

こんな前のにコメントして、読んでもらえるのかどうか・・・
いちかばちか・・・
あ、チクワです。こんにちは。

sumisumiさーん、「liquid liquorice」だって!
liquidだって!
この本に(どの本?)に、前から出てましたっけー?
(「curious incident...」ではない。)

暗号のようなコメントでごめんなさい。
liquid状態?なのが、狂おしいほどに気になっちゃって・・・
(つづりがちょっと違いますが、誤差の範囲内?ですよね、きっと。)

おじゃましました~。

チクワさーん!
いや~はじめてのような気がしますぅ~
それとも、この本以来、急に目に付くようになったのでしょうか。

コメントする

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.12

このブログ記事について

このページは、sumisumiが2005年7月 6日 21:26に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「The Mobile Bed-Object」です。

次のブログ記事は「お詫び」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。