The Empty House

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The Empty HouseISBN:0312961278
Rosamunde Pilcher
空っぽの家

今ごろ読了♪

カイさんにお借りして、先月読んでいたのですが、途中でゆっくり読めなくなってしまい、そのままストップしていました。今日はちょっとまとまって読めて満足。久しぶりに本の世界にどっぷりと入り込む快感を体験しました。ぐーっと集中したなんてひどく久しぶりな気がします。このところひどい肩こりに悩まされていて、あげくは腕や指までどうかなる始末で長い本はなかなか読めなかったのですが、たまたま買ってみた「温感シップ」というようなもの、ピリピリするんだけれど、首や肩の頑固な肩こりをちょっとほぐしてくれたみたいで頭がスッキリしたためのようです。

半分くらいしか読んでいなかったのを昨日、今日で読み終わりました。うん、やっぱりせめてこのくらいまとめて読めると楽しいなー。

あらすじ:
ロンドンの義母と乳母のもとに娘と息子を残して、Virginiaは、海辺のコーンウォール地方の知人宅に滞在していた。なにかわけありそうな彼女の現在と過去を行ったり来たりしながら、徐々に彼女や周りの人たちの状況や内面が明らかになってきます。

ストーリーそのものは目新しさや刺激的なテーマやエピソードがあるというわけではない、ごく普通のお話なのですが、彼女や彼女をを取り巻く人々や景色の描写や、少しずつ明かされていく語りの手際に面白く、夢中になって読むことができるお話でした。

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このページは、sumisumiが2004年10月20日 16:14に書いたブログ記事です。

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