Gloria Houston , Barbara Cooney
第一次世界大戦の時代。
毎年当番の家族がこれぞと思うクリスマスツリーを教会のために用意していた。
今年はRuthieの家の番。ツリーを用意した家の子どもが聖劇で
大天使の役を演じるのがしきたりだった。
ところがお父さんが戦争に招集されてしまったために
暮らして行くだけでも大変に。いつもどおりにクリスマスへの期待を膨らませる娘と
じっと暮らしを守りながら黙っている母の思い...
美しく静かな絵と、押さえた表現で風の音や木々の香りがつたわってきそうな絵本。
忍耐、誇り、愛情、工夫などなど大切なことを思い出させてくれます。
自分が母親と言う立場なのでそちらに偏って読んでいるふしがありますが、
子どものビジョンのみから読んでも楽しめるようにできている本です。
★★★特に大人にはおすすめ。
大草原の小さな家系が好きな人には特に。
タイムリーに、現在アトムさんの絵本特集で取り扱っていたので(SSS)
積んであったこの本をひっぱりだしてきてさっそく楽しみました。ありがとう(^^)
The Year of the Perfect Christmas Tree: An Appalachian Story
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