朗読声の贈りもの

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日本語をもっと楽しむために
松丸 春生
子供たちに英語の本を読み聞かせするうちに、自分自身が音読、朗読が楽しくなってきました。そして、親子の読み聞かせから、もう一歩進んでみたいという気持ちがでてきました。自分自身が楽しいから、そして、出来たら他人も楽しませることができるようになれたらいいなという思いからです。ぼちぼちと自分なりに丁寧に好きな話を読んでみたりしてみたいな、などと考えて、色々と朗読や話し方、声の出し方などの本を借りてきた中から面白かったのがこの本です。

これまでは、私は本を読むにしても美しいなあと思うことはあっても、どう、何故美しいのか、どこが美しいのか、あまり考えてみたことはなかったような気がします。ところが、英語の本を読むようになってからはこれまでよりも言葉の使われ方に敏感になってきたようです。

英語ではどのように感情を言葉にのせるのだろう?と、全身を耳にして朗読テープを次から次へと聴いたり、シャドウイングで何度も何度も聞いては口にしてみたりしていたせいかもしれません。

自分の書いたり話したりする言葉の粗雑さにうんざりすることがあったり、物語とその文章のその美しさにうっとりしてみたり。英語の本でも、文章が気に入ると音読せずにはいられません。

この本にあった、朗読が最良のものとなる3つの条件とは…

声にのせて届けたいとっておきの作品があり、 それを贈りたいと願う大切な相手がいて、 その相手のほうでも自分の朗読を聞くのを心待ちにしている

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このページは、sumisumiが2005年8月18日 15:41に書いたブログ記事です。

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