The Witches of Pendle (Oxford Bookworms Library)
1600年代の魔女狩りの実話。
登場人物が実在の人物というのにちょっとびっくりしました。
記録が残っていたのでしょうか。
短いお話の中に、当時の魔女裁判の実情のごく一部を心理面から上手に表現した作品でそれなりに読み応えがあります。
シーンを変えてみれば、似たような場面は現代も日々起こっているのではないかと思います。
人の世、って、怖い。
でも、この本の挿絵も相当怖かったな。
実際の魔女狩りで行われていたことは、身の毛もよだつような内容だったようですが、そこまではこの本には書かれていません。
あの登場人物はなぜ、ああしたのか、詳しい説明が無いだけに色々想像してしまいます。
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