02_children's booksの最近のブログ記事
Patricia MacLachlan
Sarah, Plain and Tallシリーズの最終巻
第1巻は、多読を始めたばかりのころに偶然図書館で発見して、自分でもわかるやさしい言葉でつむがれた風や空気、自然の音に触れられるような、草の香りがするような、そして登場人物の心に寄り添うような物語に、とても感動した、思い出の本です。
1巻では子供だった娘の結婚が決まった一家。
今日は読み終わりだったのですが、うっかり、降りる駅の直前で涙がつつーっと。
このところ、以前は日課だったアマゾンやsssのチェックをずっとしていなかったので、大好きなシリーズの続編だというのに、もはやペーパーバックになっていたのに(しかも今年の1月だ!!)気づいてあわてて購入しました。
シリーズが進んでも、本が厚くならないし、文章も決して難しくならないです。
今回、作者のあとがきがついていました。
あの、Spiderwick chronicles が映像化(^^)
楽しみにしていた映画化です。
原作とはカットされた部分も多々あり、違ってはいますが、原作の世界観を上手にコンパクトにまとめていると思います。退屈しない、楽しい映画に仕上がっています。
原作はページ数にすると多いように見えますが、本が小さく、さらに、字が大きくて行間も広い本で、挿絵がふんだんに入っていますので、ページ数から受ける印象の半分以下、おそらく3分の1くらいの文字ボリュームになると思います。ましてや、5巻に分かれていますから、持っていて楽しい本の手触りと魅力的な挿絵を満喫している間に読み終わってしまいます。
映画をみて、改めて検索してみると、いつの間にかシリーズ名称が、"Beyond the Spiderwick chronicles"と変わっていて、新しい本でているじゃありませんか!!!
これは読まなければ...
公式ホームページも美しく、遊び心にあふれているのでぜひ訪れてみてください。
Janet Lee Carey
原題:Wenny Has Wings
邦画で映画化されていますね。
次女が書店でみつけて、読んでいて、ずっと「読んでみて~」と薦められていながら、読んでいなかった本です。
半分読んだところ。
妹と一緒に事故にあったウィル。妹は死んでしまい、本人も大怪我をする。両親は悲しみにくれ、ウィルはノートに秘密で、妹への手紙をつづる。
子供らしさと、親を思う心、妹への気持ち、電車で読むには、ほろりとくる部分が多すぎ。もっとも、これはやはり自分自身が今、子供たちを育てているからよけいなのかも。子供当事者の娘の感想は、もっとクールな部分があったみたいな。また、親への目線も私とはかなりちうがうようだ。
読んでみて、邦訳も悪くないけれど、これは原文で読むとなお面白いように思った。
読む前にこちらも、まだの人は読んでおきましょう
The Adventures of Captain Underpants
...読み終わりました...
ムスメも言っていましたが、ちょっと、ウィル君、できすぎ、かもしれません。
彼こそが天使。
そんなふうに思いつつも、大切な人をなくしたシチュエーションに、電車の中で涙目になりながら読んでいました。
お話の中で、名前の意味を調べる、というところがあります。
ををっ!!どうしていままで気づかなかったのでしょう?
SSSでは人気ですが、毒があるので、好き嫌いが分かれる作家だと思います。
毒、っていっても、ダール自身はしごくまっとうな人という気がして、
ロクデナシに容赦がないんですよね。わりと。
子供に戻ってわははと笑った後、ちょっぴり、自分で襟を正そうと思ってしまったりして。
同じ笑いでも、読んでいて大人と子供じゃ、おかしさが違うかもしれないなあ。
私の場合は、ダールの児童書はやっぱり子供が読んでこそ、いちばん面白いと思います。
といいながら、読んでいるんだけど(^^;)
大人向けの短編がどんな感じなのか興味があります。
いつのまにか、アマゾンでこんなのが作れるようになっていました。
自分の一言コメントつき。ダールのなかでもお気に入りのものを登録してみました。