Ann Jonas
前回のオフ会で教えていただいた本です。
とくに仕掛けについては言及せずに読んでくれたのですが、こういうの、大好きなので、題名と表紙でわかってしまいました。気づかなくても、気づいてしまっても、楽しめます。でも、気づかなかった人は「あっ!」という瞬間を楽しむことができます(^^)。そして改めて読むと楽しいですね。
よく工夫して作画されていて楽しめます。
なるべく距離を置いて読みましょう。できれば文字がよく見えない距離で読んでもらうのがベスト。
子供たちにもぜひ楽しんでもらいたくて、控えておいて購入しました。
さて、仕掛けについてですが、これは、人によってはネタバレということになってしまうのかもしれません。
白黒で切り絵風に、上下どちらから観ても絵が成り立つようになっていて、それぞれ別のシーンになります。最後まで読んだら折り返し、本を逆に持って読んでいくわけです。
アイディアと絵がメインなわけですが、ここで本文は重要な役割を果たしています。あまり絵をしっかり見せないうちから本文を読んでしまったほうがそのようにみえてきます。また、題名や、折り返し地点での含意でもムフフとにんまりできます。
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